後継者募集が成功する鍵は?サイト10選からM&A仲介会社も紹介!

後継者募集が成功する鍵は?サイト10選からM&A仲介会社も紹介!

「後継者を募集したいけど、具体的には何をすれば良いのだろう」と、悩んではいませんか?

事業を引き継いでもらう経験のない経営者は多く、どこで後継者募集を行えば良いか想像が付かないと思います。

後継者募集は複数の方法があり、適切なステップを踏まなければ後継者募集を成功させるのは非常に難しいです。

ここでは、後継者募集の方法や後継者募集サイト、後継者を募集する際の注意点を紹介します。

後継者の募集についてしっかり理解し、後継者への会社引き継ぎを成功させましょう。

目次

1.後継者募集はするべき?

後継者募集はするべき?

後継者募集は行うべきです。

なぜなら、あなたがリタイアした後も会社を存続させ、従業員を路頭に迷わせないためです。

後継者が決まっていない場合、「廃業」という選択肢も存在します。

廃業とは、会社の経営を経営者が自主的にやめることです。

そのためには、事前に計画を立てて会社を終わらせる必要があり、従業員や取引先にも大きな影響を与えます。

また廃業を選択する場合、経営者にとって後継者募集を行うよりも負担となる場合が多いです。

ここで、廃業について見ておきましょう。

1-1.後継者募集をせずに廃業するとどうなる?

後継者募集をせずに廃業するとどうなる?

後継者募集をせずに廃業する場合、大きな負担となるのが廃業費です

廃業するのにも多額の費用が必要となります。

例えば、会社経営時に借入があった場合、すべて清算しなければ廃業できません。

また、不動産を事務所や店舗として借りていたならば、借りる前の状態に戻すため原状回復工事を行う必要があります。

さらに会社の設備や備品を処分しなければならず、処分費用も掛かってくるでしょう。

これらの費用は決して安いものではなく、総額100万円から1000万円ほどかかってしまいます

一方で、後継者募集を行う場合は、経営者からリタイアするときも廃業費用は必要ありません。

そのため、廃業するよりも格段に費用を抑えることができます。

従業員ことや金銭的な面を考えるなら、後継者を募集するのが良いでしょう。

後継者募集にはさまざまな方法があるので、順番に確認していきます。

2.後継者を募集する3つのステップ

後継者を募集する3つのステップ

後継者を募集するには以下の3つのステップを順番に進めていく方法があります。

  1. 親族・従業員から探す
  2. サイトを使って探す
  3. M&Aで外部から探す

後継者候補を見つけやすくなりますから、どうすれば良いのか悩んだときのアクションとして参考にしてみてください。

ステップ1.親族・従業員から探す

ステップ1.親族・従業員から探す

1つ目は親族、従業員から探す方法です。

まず、親族から後継者を見つけるメリットは承継の準備をあらかじめできる点が挙げられます。

親族が後継者なら、一緒に働いて会社の経営から何を・どのようにすべきかを伝えていくことになるはずです。

従業員に対しても引き継ぎの進捗に合わせて、準備を進めてもらうことができるでしょう。

また、親族が後継者というのは、一般的に会社内や会社と関係を持っている会社外からの評価が良い傾向が多いです。

もし、親族の中に後継者として頼れる人がいないなら従業員から探します。

従業員から後継者を見つけるメリットとしては、元々そこで働いていた人なので会社についての知識をしっかりと持っていることです。

そのため、承継後は安定した経営を続けることができ、新しい発想によりさらなる発展を見込めます。

また、元から持っている会社内での信頼関係があるため問題が起こる可能性も減らすことができるでしょう。

こうしたメリットが親族・従業員から選ぶことで得られますから、まずは検討してみてください。

それでも適格者がいないなら次のステップです。

ステップ2.サイトを使って探す

ステップ2.サイトを使って探す

2つ目に試したいのが後継者募集サイトを使って適格者を探す方法です。

後継者募集サイトを使った後継者探しのメリットは、後継者候補の人数が多いことが挙げられます。

そのため、色々な人の中からその会社の経営方針や理念に合った人を探すことができるはずです。

また、後継者募集サイトでは熱意のある人材や優秀な能力を持っている人材が多く所属しています。

新たな発想や技術を取り込むチャンスを得られることで、承継後にはより発展していくことが見込めるでしょう。

ですが、サイトで募集するのには不安を感じる・募集していても来ないという人もいるかと思います。

そこで、検討したいのが次のステップで紹介する『M&A』です。

※跡継ぎを募集するときに使える便利なサイトについては以下で紹介していますので、こちらもチェックしてみてください。

跡継ぎ求人サイト10選!注意点を押さえて引継ぎを成功させよう!

ステップ3.M&Aで外部から探す

ステップ3.M&Aで外部から探す

近年、増加傾向にある方法がM&Aで外部から後継者を探す方法です。

M&Aとは、会社や事業を別の会社と売買することですから、2つの会社が合わさることで後継者として選べる人材を増やすことができます。

もし、後継者が見つからなければ廃業を選ぶという人は多いです。

しかし、廃業は届出をするだけで良いものではなく、持っている資産や設備を処分するのにもコストがかかります。

場合によってはかなりの赤字となるほど、処分コストが高くなってしまうのです。

そこで、M&Aを選ぶとどうなるでしょうか。

他企業からも後継者を探すことができ、廃業しなくてもそのまま継続して経営を進めていくことができます。

また、今まで培ってきたノウハウや技術力などを残すことにもつながるでしょう。

さらに、売り手側なら会社・事業を売却した資金をリタイア後の生活に使うこともできるようになるはずです。

後継者を募集するときにM&Aを役立てることができれば、多くのメリットが得られますからぜひ検討してみてください。

3.できることなら後継者を親族・従業員に頼もう

後継者を親族・従業員に頼もう

後継者を探しているなら、親族や従業員に頼んでみましょう

親族や従業員に後継者となってもらうことは、中小企業の半数以上で行われている方法です。

身近から探すことができるため、手間や費用が掛かりません。

まずは後継者になれそうな親族や従業員に声をかけて、会社の引き継ぎを考えてもらいましょう。

それぞれのメリットや注意点について、順番に確認していきます。

3-1.後継者を親族にする場合

後継者を親族にする場合

信頼できる親族ならば、安心して会社の後継者となってもらえます。

現経営者の親族が会社を引き継ぐため、従業員や取引先も納得しやすく引き継ぎがスムーズに行いやすいです。

しかし、親族が相続のタイミングで会社を引き継ぐ場合、いつ引き継ぐかが具体的ではないため、後継者候補の心の準備がしにくいと言われています。

また、会社や会社に付随する財産の相続について、親族の間で争いが起きる可能性もあるため気を付けなければなりません。

したがって、後継者候補だけでなく、他の親族とも綿密な話し合いを行い、引き継ぎ準備を入念に行いましょう。

3-2.後継者を従業員にする場合

後継者を従業員にする場合

従業員に後継者となってもらう場合、後継者としての教育期間を短くしやすいと言われています。

その理由は、仕事や内部情報、取引先との関係をすでに理解しているためです。

そのため、会社風土ががらりと変わることもなく、安心して事業を任せられます。

しかし、従業員が後継者となる場合は、他の従業員が後継者候補に反発して離職する可能性を考えなければなりません。

後継者が決まったときは、現経営者から他の従業員にしっかりと説明を行うようにしてください。

引き継ぎ後に従業員同士の対立が起きないよう、他の従業員にも納得してもらいましょう。

以上が、親族や従業員に後継者となってもらうときのメリットや注意点でした。

親族や従業員に後継者となってもらうには、上手く説得をすることがポイントです。

そのためには、会社の収益性や安定性をしっかり伝える必要があります。

いくら身内でも経営状態が悪い会社の後継者になろうとは思いません。

会社の経営状態をきちんと説明し、収益性や安定性、将来性をアピールして親族や従業員に後継者を引き受けてもらいましょう。

ここまでは親族や従業員から後継者を募集する方法について紹介しました。

しかし、親族や従業員から後継者となってもらえる人がいないという人も多いでしょう。

その場合は、サイトを使って後継者候補を募集してみるのも有効です。

4.後継者を募集できるサイト10選

後継者を募集できるサイト10選

インターネットで後継者を募集できるサイトは、以下の10個です。

  1. 日本仕事百貨
  2. 求人ボックス
  3. 後継者ネット
  4. BOND アソシエイツ
  5. 四季の美
  6. 旅館求人コム
  7. あぐりナビ
  8. DtoDコンシェルジュ
  9. 日本仏教寺院振興会
  10. 京都企業~承継ナビ

数多くありますが、選ぶコツは自社が求める人材が登録しているのかという点です。

業種に特化したものもありますから、参考にしてみてください。

サイト1.共感した人を選ぶなら『日本仕事百貨』

サイト1.共感した人を選ぶなら『日本仕事百貨』

(引用:日本仕事百貨

日本仕事百貨色々な人の働き方について詳しく紹介している求人サイトです。

求人情報だけではなくコラムやイベントなども掲載されていて、1つの観点だけでなくいろいろな観点から後継者を探せます。

メリットは先ほども述べたようにその人の人間性や働き方に合わせた人材を募集できることです。

またその人の人間性に触れることができるイベントなどもありますから、いろんな観点から後継者を見ることも可能でしょう。

募集サイト名 日本仕事百貨
URL https://shigoto100.com/
募集できる業種 全業種
費用 取材費・2週間の掲載費26万円(税別)+交通宿泊費

サイト2.使いやすさで選ぶなら『求人ボックス』

求人ボックス

(引用:求人ボックス|全国の仕事・転職・求人情報をまとめて検索

求人ボックスでは独自の検索エンジンを用いています。

価格ドットコムが独自に作り上げた検索エンジンでは、いくつかの内容を評価し、その結果から表示順位を決定することが可能です。

これにより、適格な人材を募集することができます。

実際に「後継者」と検索するだけでも、掲載されているものを見ることができますから試してみましょう。

また、通常の求人を掲載することもできるので使い勝手の良さも求人ボックスの魅力です。

募集サイト名 求人ボックス
URL https://xn--pckua2a7gp15o89zb.com/
募集できる業種 全業種
費用 無料(有料のプランあり)

サイト3.手軽に募集するなら『後継者ネット』

サイト3.手軽に募集するなら『後継者ネット』

(引用:後継者の求人 後継者ネット

後継者ネットでは中小企業、農家や医院など幅広い会社の後継者を探していているときに使いたいサイトです。

事業主の意思などをしっかりと後継者に伝えるということに注力しています。

ですから、事業主側から直接ニーズを伺いそれに合った後継者候補をマッチングするように工夫されているのです。

手軽に依頼できますので、まずはチェックしてみるのも良いでしょう。

募集サイト名 後継者ネット
URL http://www.koukeisya.net/
募集できる業種 全業種
費用 掲載費無料・成功報酬型
※3・6・12カ月ごとの有料オプションサービスあり

サイト4.社長経験者から選ぶなら『BOND アソシエイツ』

サイト4.社長経験者から選ぶなら『BOND アソシエイツ』

(引用: Bond Associates(ボンド・アソシエイツ株式会社)

BOND アソシエイツの特徴としては専門性の高いコンサルタントが所属している点です。

そのため、業種に合わせて的確に人材をリサーチすることができることから、人材に条件などがある人に向いていると言えるでしょう。

また、候補者を探す際、独自のサーチ法を用いたり人脈を駆使し候補者を見つけ出します。

頼りがいのあるコンサルタントに依頼したいならぜひ検討してみると良いでしょう。

募集サイト名 BOND アソシエイツ
URL https://bondassociates.co.jp/
募集できる業種 全業種
費用 成功報酬型
※前金支払制はヒアリング後に金額決定

サイト5.伝統工芸の後継者なら『四季の美』

サイト5.伝統工芸の後継者なら『四季の美』

(引用:四季の美|日本の伝統産業を応援する求人サイト

四季の美日本の伝統的な工芸職人の後継者募集に特化しているサイトになっています。

長年引き継いできた技術は年々と後継者不足により失われているというのは、見逃せない問題です。

四季の美では業種に特化することで適格者を見つけ、後世に技術を残せるよう尽力しています。

通常のサイトでは募集しても見つけにくいときには、こうした専門性の高いサイトを選んでみると良いでしょう。

募集サイト名 四季の美
URL https://shikinobi.com/
募集できる業種 伝統工芸
費用 掲載費無料

サイト6.旅館の後継者なら『旅館求人コム』

サイト6.旅館の後継者なら『旅館求人コム』

(引用:旅館に特化した業界初の人材募集サイト 旅館求人コム

旅館求人コム旅館やホテルの求人に特化しているサイトになっています。

運営会社は株式会社プライムコンセプトで、他の事業として接客トレーニング事業などをしている会社です。

そのため、後継者の実力を伸ばすことにも注力しているので、募集後が気になる人でも安心して使えるサイトと言えるでしょう。

募集サイト名 旅行求人コム
URL https://ryokankyujin.com/
募集できる業種 旅館・ホテル
費用 掲載費無料・成功報酬型

サイト7.農業や酪農の後継者なら『あぐりナビ』

サイト7.農業や酪農の後継者なら『あぐりナビ』

(引用:農業・酪農求人サイト|あぐりナビ

あぐりナビ農業や酪農の後継者が探せるサイトとなっています。

掲載している農家などの数が多いことが特徴で300件を超える件数が出ていたこともあるほどです。

こちらのサイトは20代や30代の方も多く閲覧していますから、若い人材を見つけたいときにも重宝するでしょう。

募集サイト名 あぐりナビ
URL https://www.agri-navi.com/
募集できる業種 農業・酪農
費用 掲載期間により問い合わせ後に決定

サイト8.病院の後継者なら『DtoDコンシェルジュ』

サイト8.病院の後継者なら『DtoDコンシェルジュ』

(引用:医師の求人・転職・募集は【DtoDコンシェルジュ/総合メディカル】

DtoDコンシェルジュ病院など医療関係の後継者を探すことができるサイトとなっています。

医療機関との信頼関係が強く、医師専任のコンサルタントもついているため後継者候補の方のスキルアップにも最適です。

資格などの細かい条件を検討している人でも、最適な人材を見つけやすいでしょう。

募集サイト名 DtoDコンシェルジュ
URL https://www.dtod.ne.jp/
募集できる業種 医療
費用 基本情報の掲載 月額1万円(税込)
経営者インタビュー欄に掲載 月額20万(税込)

サイト9.お寺の後継者なら『日本仏教寺院振興会』

サイト9.お寺の後継者なら『日本仏教寺院振興会』

(引用:日本仏教寺院振興会

日本仏教寺院振興会お寺などの寺院の後継者を見つけるのに適したサイトになっています。

こちらのサイトでは後継者の人格、人物像、法務経験や宗派などをもとにその寺院にあった人材を後継者候補として紹介しているのが特徴です。

自身の宗派などの条件に合わせて選びたいという人におすすめできるでしょう。

募集サイト名 日本仏教寺院振興会
URL https://www.nichibutsu.jp/
募集できる業種 寺院
費用 問い合わせ後に決定

サイト10.京都で後継者を探すなら『京都起業~承継ナビ』

サイト10.京都で後継者を探すなら『京都起業~承継ナビ』

(引用:京都起業~承継ナビ | 京都府プロフェッショナル人材戦略拠点

京都起業~承継ナビ京都府を専門とした後継者募集サイトです。

すべての業種に対応しているため京都の企業であるなら問題なく依頼することができます。

このような地元に強いサイトでは求人も多く細かい質問などを聞くにも安心して進めることができるでしょう。

募集サイト名 京都起業~承継ナビ
URL https://www.jigyo-keizoku.jp/
募集できる業種 全業種(京都府)
費用 問い合わせ後に決定

適切な人材を見つけることができれば、会社をより発展させるということも視野に入れられるはずです。

しかし、注意点を押さえておかなくては失敗することもあります。

次の章で確認しておきましょう。

5.後継者募集をサイトで行うときの注意点

後継者募集をサイトで行うときの注意点

後継者募集をサイトで行うときは、以下の3つの注意点に気を付けなければなりません。

  1. 後継者がすぐに見つかるわけではない
  2. 待遇が悪いと後継者が来ない
  3. 手数料がかかるサイトもある

これらの注意点を理解していないと、スムーズに会社の引き継ぎが行えません

それでは順番に見ていきましょう。

注意点1.後継者がすぐに見つかるわけではない

注意点1.後継者がすぐに見つかるわけではない

後継者募集サイトを利用したとしても、すぐに最適な人材が見つかるという保証はありません

なぜなら、必ずしも理想的な人材がサイトに登録していて、すぐに見られる状態にいるとは限らないからです。

また、後継者募集サイトを利用している企業は多くあります。

後継者不足が深刻化する現状では後継者となり得る人材も限られていますから、少なくても1年以上は時間を用意してゆっくりと焦らず探す必要があるでしょう。

どうしても早く引継ぎたい場合や、長期で募集しても後継者候補が見つからない場合はM&Aでの引き継ぎを検討するべきです。

注意点2.待遇が悪いと後継者が来ない

注意点2.待遇が悪いと後継者が来ない

後継者を募集するのであれば、待遇の改善をしておきましょう

待遇が悪ければどれだけ利益が出ている会社・事業であっても後継者になりたいと感じることはできません。

ですから、自身でも後継者として募集したくなるような待遇を検討してみると良いでしょう。

後継者を募集してから時間がかかるものですが、あまりにも音沙汰がないときには待遇についてもう一度考えるようにしてみてください。

注意点3.手数料がかかるサイトもある

注意点3.手数料がかかるサイトもある

後継者を募集するときに使うサイトの中には手数料が設定されているケースがあります。

登録は無料であっても、別途で請求されるタイプもあるでしょう。

高い場合には20万円以上必要なこともありますから、ある程度の費用を用意しておくか無料で利用できるサイトを探すようにしてみてください。

他にも、成功報酬型と呼ばれるタイプもあります。

この場合、1人採用するごとに3~5万円ほど費用がかかりますので覚えておきましょう。

以上が、後継者募集をサイトで行うときの注意点でした。

ここまでで、後継者を探す方法や注意点を理解したため安心している人も多いでしょう。

しかし、後継者が見つかったからと言って、確実に引き継いでもらえるわけではありません

実は後継者を採用した後の教育が非常に重要となります。

それでは、ここで後継者の教育について見ていきましょう。

6.後継者を募集できたら教育が大切!

後継者を募集できたら教育が大切!

親族や従業員、サイトから後継者を見つけた場合、良い経営者になってもらうために教育することが大切です。

そのため、後継者の教育には時間をかける必要があります

特に親族や外部の人に会社を引き継いでもらう場合、初めて事業に関わることもあるため教育期間を長く取らなければなりません

後継者には、社内での経験を積ませることや社外でのセミナーなどへの参加、取引先への訪問を通して経験を積ませましょう。

そのため、引き継ぎを考えた場合、ある程度の期間が必要となることは理解しておいてください。

目安としては、5〜6年程の期間は必要だと認識しておくべきです。

6-1.採用後の人材と関係が悪化する可能性がある

採用後の人材と関係が悪化する可能性がある

採用後、教育期間中に後継者候補と関係が悪化することがあります。

多くの場合、採用される後継者候補は30代後半から50代前半です。

現経営者とは業界経験が10年以上異なってくるため、考え方に大きな違いが出てきます。

採用後、考え方の違いが顕著となり双方から不満が多く出ることがあるため、面接では気になる点を細かく聞き取りましょう。

また、後継者育成の段階では単にあなたの考えを押し付けるのではなく、相手の考えも聞いて話し合ってください。

以上が、後継者採用後の教育についてでした。

ここまでにご紹介した親族・従業員を頼る方法や募集サイトを活用する方法を行っても、後継者が見つからない場合もあるはずです。

しかし、諦める必要はありません。

そのようなときは、M&Aを活用して後継者を募集しましょう。

7.後継者を募集しても見つからないときはM&Aを行おう

後継者を募集しても見つからないときはM&Aを行おう

後継者を募集しても見つからなければ、M&Aを行いましょう。

M&Aとは、企業同士の買収や合併を指すものです。

あなたの会社の経営権を買い手企業に引き継いでもらい、会社を存続させることが可能となります。

M&Aは中小企業が行う事例が多く、買い手企業は経営のプロとされる投資会社や同業他社です。

それではここで、後継者募集をM&Aでするメリットや注意点を見ていきましょう。

7-1.後継者募集をM&Aでするメリット

後継者募集をM&Aでするメリット

M&Aのメリットは、後継者が経営のプロである投資会社や同業他社のため引き継ぎを迅速に行え、その後も安定した経営が行われやすいことです。

また会社の業績が悪くても、買い手企業が見つかることもあります。

これは、あなたの会社に将来性を感じているためです。

そのため、買い手企業の得意分野を取り込むことができ、あなたの会社がさらに成長することも少なくありません。

会社が成長すると、従業員の待遇も良くなるため、安心して会社を引き継ぐことができます。

7-2.後継者募集をM&Aでする注意点

後継者募集をM&Aでする注意点

後継者募集をM&Aで行う場合には、経営方針については話し合うようにしましょう。

なぜなら、従業員にとって大きな負担となってしまう可能性があるからです。

経営方針が変われば、働く環境や業務内容に変更が出てしまうこともあるでしょう。

そのような変化は従業員にとって受け入れがたい現実となり『ストレス』に変わってしまいます

レスを受けてしまった従業員は働く意欲をなくし、離職を選ぶ可能性が高いです。

ですから、M&Aでの話し合いのときに必ず経営方針について考え、従業員にとっても良い状態にするよう心がけてみてください。

ここまで注意点を解説してきましたが、後継者募集は会社だけで進めていくのには難しい手続きが多くあります。

そこで、頼れる相談先として選べる専門家についても知っておきましょう。

8.後継者募集について専門家に相談しよう!

後継者募集について専門家に相談しよう!

後継者募集については以下2つの相談先なら専門的な意見を聞くことができるはずです。

  1. 事業引継ぎ相談窓口
  2. M&A仲介会社

それでは順番に紹介していきます。

相談先1.事業引継ぎ相談窓口

事業引継ぎ相談窓口

1つ目は事業引継ぎ相談窓口です。

こちらは事業の引継ぎや後継者についての情報提供や助言などをしてくれます。

問い合わせの多く事業引継ぎの需要が多い全国7か所については『事業引継ぎ支援センター』を設置しているのも特徴です。

この事業引継ぎ支援センターでは後継者バンクという事業を行っています。

後継者バンクというのは事業継承するための後継者を必要としている企業、個人事業主と引継ぎを考えている企業、個人の方をマッチングさせるものです。

注意点としては事業引継ぎ支援センターは告知はしていますがまだあまり知られていないため企業同士の認知度が少ないところでしょう。

ですが事業引継ぎ支援センターの後継者バンクは公的な支援機関なため事業引継ぎを進めていく際の相談など安心して行うことができますので検討してみてください。

相談先2.M&A仲介会社

M&A仲介会社

M&A仲介会社に相談すれば、買い手と売り手の間にアドバイザーが入り交渉の仲介を頼む、中立な立場から両者に助言などをもらうなどのサービスが受けられます。

例えば、交渉に立ち合いを依頼すれば、自身では伝えきれないことも変わりに伝えてもらうことができるのです。

また、気付くことのできなかったリスクもその場で指摘してもらえることも。

そうすることで、交渉が成立する期間を短くできるのです。

またM&A仲介会社は、幅広いネットワークを持つことで後継者候補についての情報も多種多様に保有しています。

そのため、自社にあった後継者を見つけることが可能になるはずです。

ただし、注意点としてはM&Aの交渉中に情報が漏洩してしまうと、交渉が決裂してしまったり、内部分裂してしまったりする恐れがあります。

そのため交渉中は情報を外に漏らさないように細心の注意を払う必要があるでしょう。

9.後継者募集はM&A研究所で行うのが最適!

後継者募集はM&A研究所で行うのが最適!

(引用:M&A・事業承継のマッチングプラットフォームならM&A総合研究所

後継者探しについてお困りになられましたらM&A総合研究所』へお気軽にご相談ください

成果報酬制で専属の担当者がつくプランもあり、こちらは引き継ぎ成功まで徹底的にサポートいたします。

企業名 M&A総合研究所
URL https://masouken.com/
各種手数料 無料(一部有料プランあり)

ぜひ、後継者候補となりえる企業の情報を有効に活用して一緒に後継者求人を成功させましょう。

後継者についてもっと詳しく知りたいなら、『後継者とは?募集や教育を上手く行って安心して事業を引き継ごう!』を読んでみてください。

まとめ

後継者を募集するなら以下3つのステップで探すのが効果的です。

  1. 親族・従業員から探す
  2. 後継者募集サイトを使う
  3. M&Aを検討する

しかし、最終的には引き継ぎなどを進めるときに専門知識や複雑な手続きが待ち構えています。

もし、スピーディーに進めたいのであれば専門家に依頼しましょう。

相談先にお困りでしたら、M&A総合研究所』へ気軽にお声かけください。

早期に相談していただけるほど細かくお手伝いできますので、大切な会社の引き継ぎを成功させていきましょう。