IT・ソフトウェア業界のM&Aは今や常識!早急に買収を行おう!

IT・ソフトウェア業界のM&Aは今や常識!早急に買収を行おう!

IT・ソフトウェア事業の規模を拡大させたい」と、悩んでいませんか?

IT関連の需要が増加し、新たな取引先からの依頼に対応できるようにしたいと考えている経営者は多いです。

しかし、それならば早期に対策を行わなければ、他の同業者に需要が奪われる場合があるので注意しなければなりません。

そこで今回は、IT・ソフトウェア業界のM&AのメリットやM&A成功事例、売り手の探し方などを紹介します。

希望に沿った相手を買収し、あなたの会社をさらに成長させましょう。

目次

1.IT・ソフトウェア業界のM&Aは急速に進行している!

IT・ソフトウェア業界のM&Aは急速に進行している!

IT・ソフトウェア業界はM&Aでの事業拡大が進行しています。

なぜなら、ビジネスのデジタル化が進行し、さまざまな企業が外部と連携して商品やシステム、サービスの提供を始めたためです。

この流れを受け、IT・ソフトウェア企業の収益は増大し、さらなる発展の手段としてM&Aが注目されているのです。

IT・ソフトウェア企業を買収することで、顧客の確保や専門性の高い業務への対応が進めらます。

しかし、新規企業の設立は時間がかかる上に、将来的な収益が曖昧なためリスクが高いです。

そのため、あなたもM&AでIT・ソフトウェア企業を買収し、事業を拡大してください。

近年では特に、「SIer」が業界において生き残っていけるとされています。

そこでIT・ソフトウェア企業の業界構造を理解しておきましょう。

1−1.IT・ソフトウェア企業の業界構造

IT・ソフトウェア企業の業界構造

IT・ソフトウェア企業の取引先は、システム開発の依頼などはステムインテグレーター(SIer)」に発注する流れです。

SIerは、システム開発やハードウェア製造・開発において、マーケティングから設計、開発、テスト、運用・管理などを一括して請け負います。

そのため、取引先との契約が長期になりやすく、安定した経営が行うことが可能です。

一方、IT・ソフトウェアの中小・零細企業は、SIerからの下請け事業を請け負うことが多く、短期的なシステム開発契約がメインとなります。

このように、SIerと下請け中小・零細企業というのが、IT・ソフトウェア企業の業界構造です。

長期的に会社を安定させるためには、買収を行いSIerとして機能できる企業に成長させることが望まれます。

それでは実際に、どれくらいの金額で買収が行われているか、IT・ソフトウェア企業のM&A相場を見ていきましょう。

2.IT・ソフトウェア業界におけるM&A買収価格の相場

IT・ソフトウェア業界におけるM&A買収価格の相場

IT・ソフトウェア業界における買収M&Aの相場は、3,000万円から2億円程度です。

その中でも中小企業の買収価格の相場は、5,000万円から7,000万円程度とされています。

この売却価格を決めるのは以下の3つの方法のいずれかです。

  •  売り手の土地や施設などの時価純資産額と営業利益3~5年分の合計で決める
  •  これまでのIT・ソフトウェア企業M&Aの事例を参考にして決める
  •  売り手の現在の利益から将来獲得できる利益を評価して決める

これら3つのどの方法をとるのかで、買収価格が大きく変わります。

そのため実際にIT・ソフトウェア企業をM&Aで買収する場合には、交渉するときの参考にするためにあらかじめ買収相場を専門家に依頼して算出しておいてください。

単に買収価格だけで企業を選ばずに、M&A後の展望も考えた上で売り手を選ぶのが良いです。

以上が、IT・ソフトウェア業界におけるM&Aの買収価格の相場についてでした。

しかしM&Aに興味はあるものの、なかなか決断できない人も多いと思います。

そこでM&Aにおける買い手と売り手それぞれのメリットを確認していきましょう。

3.IT・ソフトウェア業界M&Aの買い手のメリット

IT・ソフトウェア企業M&Aの買い手は、以下の4つのメリットがあります。

IT・ソフトウェア業界M&Aの買い手のメリット

買い手のメリットは、事務所の拡大と業績が改善できることです。

それでは、順番に買い手のメリットを説明します。

メリット1.新たな顧客を獲得できる

メリット1.新たな顧客を獲得できる

IT・ソフトウェア企業をM&Aで買収することで、新たな顧客を取り込むことができ業績を向上させることが可能です。

買収したIT・ソフトウェア企業の顧客を手に入れれば、すぐに売り上げへと繋げることができます。

また信頼度の高い会社を買収することで、新たな顧客の開拓がスムーズに行えることも多いです。

積極的に新たな顧客の開拓ができるため、何年も必要とする事業成長を速やかに行えるようになります。

また、得意分野が異なる企業を買収することで、今まで取り逃がしていた顧客を獲得することが可能です。

メリット2.他の資格や専門知識を持つ人材を獲得できる

メリット2.他の資格や専門知識を持つ人材を獲得できる

IT・ソフトウェア企業を買収することで、他の資格や専門知識を持つ人材を獲得することができます。

IT・ソフトウェア企業であっても、すべてのIT・ソフトウェア関連事業を得意とするわけではありません。

しかし、得意分野だけを扱っていても将来的な需要の減少が見込まれるため、企業の存続が難しくなります。

他のIT・ソフトウェア企業を買収することによって、AIやクラウド、ビッグデータなど今まで扱っていなかった分野の資格や専門知識を獲得することが可能です。

これにより、新たな需要への対応ができるようになるため今後の経営も安定します。

メリット3.新規設立のコストを削減できる

メリット3.新規設立のコストを削減できる

既存のIT・ソフトウェア企業を買収した場合、制作物や人材をそのまま引き継ぐことができるため新規設立のコストを削減できます。

IT・ソフトウェア企業を開業するには、事務所の設置や従業員の募集、取引先の獲得などさまざまな準備を行わなければなりません。

しかし、各種準備には多額の費用が必要なため、開業にはリスクが付きまといます。

開業の費用は、事務所として使う不動産や従業員の募集など、安くても500万円以上は必要です。

そこから会社の経営を安定させようとする場合、ヒット商品の開発や常時取引をしてくれる顧客の開拓などで最低5年程度の時間と多額の費用をかけなければなりません。

M&Aでは、すでに行われているIT・ソフトウェア企業を買収するため、各種準備費用や参入リスクを抑えることができます。

M&Aで買収すれば、すでに安定した経営が行われている企業を最短半年で、安ければ約1,000万円から所有することができるのです。

したがって、5年間の人件費や開発費用などを考慮しても新設するのに比べて格段に安く事業が始められます。

メリット4.買収事業と相互作用で事業拡大ができる

メリット4.買収事業と相互作用で事業拡大ができる

新しく事業を買収することで、自社の製品やサービスと組み合わせられるため相乗効果で業績を向上させられるのもメリットです。

買収企業の商品やシステム、人材をそのまま手に入れられ、すぐに活用することができます。

これにより、自社システムの強化やサービスの向上、業務の効率化が可能です。

また他企業に対して自社システムやサービスを宣伝することにも繋がるため、新たな需要を生み出すことができるようになります。

買収事業と既存事業の双方で新たな顧客の開拓が可能となるため、何年も必要とする事業成長を速やかに行うことができるようになるのです。

買い手にはさまざまなメリットがありましたが、実は売り手にも多くのメリットがあります。

次は、売り手側のメリットも確認しておきましょう。

4.IT・ソフトウェア業界M&Aの売り手のメリット

IT・ソフトウェア企業M&Aの売り手には、以下の3つのメリットがあります。

IT・ソフトウェア業界M&Aの売り手のメリット

売り手のメリットは、廃業を回避しIT・ソフトウェア企業の経営を安定して続けていってもらえることです。

それでは、順番に売り手のメリットを見ていきましょう。

メリット1.廃業を回避することができる

メリット1.廃業を回避することができる

M&Aで売却することにより、業績不振からの廃業を回避することができます。

廃業した場合、従業員の再雇用や取引先との契約変更など、多方面の関係者に対して影響が大きいです。

M&AでIT・ソフトウェア企業を引き渡す場合、従業員や取引契約もそのまま売却先に引き継いでもらえます。

従業員の移動や取引先との契約変更などを行わなくても済むため、廃業に必要なコストも削減可能です。

経営者のほとんどは、後継者を新たに育成しようと考えています。

しかし、後継者が育成されていない企業が全体の半数以上で、その要因は後継者の独立や離職などが多いです。

もしも後継者がいないなら、M&AでIT・ソフトウェア企業を引き継いでもらうほうが安心できます。

メリット2.大手企業の傘下で安定したサービスが行える

メリット2.大手企業の傘下で安定したサービスが行える

売却後は、大手IT・ソフトウェア企業や新しく業界に参入する企業の傘下で安定したサービスを行えるようになります。

なぜなら、買収企業の経営資源も活用できるようになるためです。

売却先から資金提供を受けられるため、事業の拡大が行いやすくなります。

また、新たな人材の採用や労働条件の改善などもできるため、従業員や取引先が増加しやすいです。

さらに、売却先の会社と連携することができるため、新たなサービスやプランを提供することもできるようになります。

これまで取りこぼしていた多くの需要をおさえられるので、業績も良くなり安定した経営を行いやすいです。

メリット3.売却者利益が受け取れる

メリット3.売却者利益が受け取れる

事業を売却することで、売り手は引退時に現金を得ることができます。

たとえば売却額が1億円だった場合、税金を引いても約8,000万円の利益を受け取ることが可能です。

IT・ソフトウェア企業の場合、M&Aの需要が高まっているため、売却先が見つかりやすくなっています。

そのため、アーリーリタイアを行いたい経営者もM&Aを実施することが多いです。

経営者を引退してからの資金に不安があるなら、M&Aを活用しましょう。

以上が、IT・ソフトウェア企業M&Aの買い手のメリットについてでした。

売り手と買い手の双方にメリットがあるため、M&Aを実施するIT・ソフトウェア企業が増えています。

しかし、身近でM&Aが行われたことがなく、イメージがわかない人も多いのではないでしょうか。

ここで、IT・ソフトウェア企業M&Aの成功事例を見ていきましょう。

5.IT・ソフトウェア業界M&Aの成功事例5選

IT・ソフトウェア企業のM&Aでは、以下の5つが成功事例として挙げられます。

IT・ソフトウェア業界M&Aの成功事例5選

さまざまなパターンがあるため、買収するときの参考にしてください。

それでは順番に成功事例を紹介します。

成功事例1.ヤフーとイーブックイニシアティブジャパン

成功事例1.ヤフーとイーブックイニシアティブジャパン

最初に紹介するのは、ヤフーとイーブックイニシアティブジャパンのM&Aにおける売却事例です。

ヤフー株式会社は、2016年6月に大手電子書籍企業のイーブックイニシアティブジャパンを買収しました。

買収されたイーブックは、電子書店「eBookJapan」を始めとした電子書籍の配信やオンライン書店の開発・運営を行う企業です。

独自の閲覧規格や電子書籍規格を持っており、日本の電子書籍における先駆者でした。

ヤフーは、これまでにも自社サービスへのコンテンツ提供などでイーブックと連携を取っていました。

しかし、さらなる顧客獲得と事業の専門性を高めるために、ヤフーは買収による事業拡大を行うことを決めました。

この事例からわかる通り、事業の拡大と地盤を固めることを両立し、企業のさらなる発展を促すために買収を行うケースは非常に多いです。

ヤフーは、日本最大級のポータルサイトを運営しており閲覧数は月間700億を超えます。

そこで、将来的に需要が拡大する電子書籍分野においてイーブックの持つシステムやノウハウを生かして顧客の囲い込みを目指したのです。

あなたも事業拡大をしたいのなら、M&Aを活用するべきでしょう。

成功事例2.メルカリとマイケル

成功事例2.メルカリとマイケル

次に紹介するのは、メルカリとマイケルのM&Aにおける売却事例です。

株式会社メルカリは、2018年10月にマイケル株式会社を買収しました。

買い手のメルカリは、フリーマーケットアプリ「メルカリ」を運営する企業です。

2019年現在ではアプリ利用者が、月間1,100万人以上となり、累計流通額は1兆円を超えるまで成長しています。

売り手のマイケル株式会社は、車のコミュニティーサービス「CARTUNE」を運営する企業です。

愛車やドレスアップパーツの投稿や他ユーザーとの交流を可能とするようにするなど、車趣味のユーザーを狙ったサービスを行っています。

マイケルが新たな市場を開拓していたため、メルカリはこの市場における需要を獲得するために買収したのです。

この事例も、新市場への事業拡大を行うために買収したケースとして有名となっています。

メルカリは、「CARTUNE」に蓄積された自動車やパーツのデータなどと自社アプリを連携させることを計画していました。

これにより、自動車カテゴリーにおける個人間の自動車パーツ売買をサポートし、他のフリーマーケットアプリとの差別化を狙ったのです。

成功事例3.ソルクシーズとアックス

成功事例3.ソルクシーズとアックス

3つ目に紹介するのは、ソルクシーズとアックスのM&Aにおける株式譲渡事例です。

株式会社ソルクシアーズは、2017年6月に株式会社アックスの株式を取得しました。

取得側のソルクシアーズは、自動運転分野での設計支援や開発協力を推進している会社です。

継続的に収益を得るため、新たな主力サービスとしてクラウドサービスの発展を推進するためAI搭載を計画していました。

譲渡側のアックスは、新世代の移動機器や情報家電に向けた技術開発を行っています。

その中で、自動運転等に必要となるAI技術の開発にも着手していました。

ソルクシアーズはアックスの持つAI技術を狙って株式を取得したのです。

この事例は、他社の持つ技術力を獲得するために株式を取得したケースとなっています。

AIの搭載はどの分野でも盛んに行われていますが、AI自体を開発できる企業が需要に対して少ないです。

そのため、AIを開発できる技術力を持った企業を買収することで、自社製品やサービスへの搭載を目指します。

この流れに乗り遅れず、さらに新たな需要の開拓を行うためにも技術力のある企業の買収を行ってください。

成功事例4.マネックスとコインチェック

成功事例4.マネックスとコインチェック

4つ目に紹介するのは、マネックスとコインチェックのM&Aにおける売却事例です。

マネックスグループ株式会社は、2018年4月にコインチェック株式会社を買収しました。

買い手のマネックスは、証券事業によって事業規模を拡大してきた企業です。

世界的にキャッシュレス化が進んでおり、仮想通貨の普及を後押ししています。

将来的に仮想通貨が一般的なものとなると考えて、新たな事業として進出しようと考えていたのです。

売り手のコインチェックは、国内仮想通貨取引所の先駆者として高い知名度を誇っていました。

しかし、2018年1月の不正アクセス問題により業務改善命令が出されたため、企業体制の改善を推し進めていたのです。

そこでマネックスは、コインチェックを救済するという名目で買収しました。

この事例は、新事業への進出を行うために買収したケースとして有名です。

コインチェックの知名度や顧客を獲得し、オンライン証券業で培ったノウハウを生かすことで仮想通貨事業への進出を行いやすくしています。

その他にもコインチェックのシステムを構築してきた人材の獲得も行えるため金融テクノロジー分野での強化も目指しているのです。

成功事例5.LINEとベンチャーリパブリック

成功事例5.LINEとベンチャーリパブリック

最後に紹介するのは、LINEとベンチャーリパブリックのM&Aにおける業務提携事例です。

LINE株式会社は、2018年7月に株式会社ベンチャーリパブリックに出資し、資本業務提携を結びました。

出資した株式会社LINEは、メッセンジャーアプリ「LINE」などを運営する企業です。

ユーザー交流サービスやアプリの中では、国内利用率は約76%を誇り、第1位となっています。

株式会社ベンチャーリパブリックは、国内・海外旅行の情報を専門に扱うWEBサービス企業です。

国内最大級の格安旅行比較サイト「Travel.jp」などを運営し、月間閲覧者数は1,500万人以上と認知度が高まっています。

LINEは自社サービスで旅行事業も行っていましたが、さらなる利便性と付加価値の提供を目指していました。

そこで、ベンチャーリパブリックと業務提携を結びサービスの改善を行ったのです。

この事例は、IT・ソフトウェア企業と事業提携し既存事業の強化を行っているものです。

すでに国内最大の利用者数を持っている両企業が、事業の強化を行うことでさらなる顧客の獲得を目指しています。

この事業提携によってそれぞれのサービスを統合し、「LINEトラベルjp」が新たにスタートしました。

それぞれのノウハウやシステムを生かして、旅行の予約から現地アクティビティやグルメ情報の提供、旅行の思い出の共有まで一貫したサービス提案を図っています。

以上が、IT・ソフトウェア企業M&Aの成功事例5選でした。

このようにM&Aでの買収は多くのIT・ソフトウェア企業で行われています。

その中でもより良い売り手が見つかりやすいようにするためには、次に紹介するポイントを意識してください。

6.M&Aで買収すべきIT・ソフトウェア業界の3つのポイント

IT・ソフトウェア企業のM&Aで買収時にチェックするべきなのは、以下の3つのポイントです。

M&Aで買収すべきIT・ソフトウェア業界の3つのポイント

これらのポイントを押さえている場合、IT・ソフトウェア企業の良い売り手がスムーズに見つかる可能性が高いです。

それでは順番に、チェックするポイントを見ていきましょう。

ポイント1.有益な特許や著作権を持っている

ポイント1.有益な特許や著作権を持っている

有益な特許や著作権を持っていることが、手間とコストを抑えた事業成長に繋げられます。

IT・ソフトウェア業界で注目されているのは、AIを利用したサービス・製品の開発やIoT製品です。

このような専門的な技術には、さまざまな特許が絡んでおり、製品内のコンテンツなどには著作物も含まれています。

しかし、これらを社内で1から作る場合には、多くの手間とコストが必要です。

そこで、M&Aですでに特許や著作権を有する企業を買収することで、手間やコスト、リスクを最小限にして手に入れられます。

自社の成長や発展に必要な技術を獲得するためにも、相手企業の特許や著作権の状況は確認してください。

ポイント2.ビッグデータの活用事例がある

ポイント2.ビッグデータの活用事例がある

ビッグデータの活用事例がある場合、今後の取引需要に対応しやすいです。

近年の動向では、大量のデータを分析して傾向を把握するビッグデータの活用に注目が集まっています。

このビッグデータは購買履歴や口コミ、顧客情報、POSデータなどが該当し、企業のマーケティングに大きく関わっているのです。

これらの情報をもとに商品開発や新規事業への進出などに生かされます。

しかし、自社でビッグデータを扱うことができる専門家を有している企業は圧倒的に少数です。

そのため活用実績がある場合は、将来的需要に対して大きなアドバンテージとなります。

買収する場合には、ビッグデータの活用事例の有無に注目してください。

ポイント3.専門知識を持った人材を有している

ポイント3.専門知識を持った人材を有している

専門知識を持った人材を有している場合は、今後の生き残りへの期待が強いです。

近年、AIやIoTが急速に発達し、自動化やオンライン化が新たな付加価値として注目されています。

しかし、多くの企業でそういったシステムを制御できる人材を雇っているわけではありません。

そのため、専門知識を持った従業員が、取引先の求めるシステムやサービスを構築し運用できるようであれば自然と取引先からの需要が集まります。

また取引先企業は賃金の上昇や労働環境の改善などのため、社内に専門スタッフを設置することを避ける傾向が高くなっているのです。

これらの理由から、将来的に需要が拡大し続けるので、専門知識を持った人材を有することが求められています。

一から人材の教育を行うよりも、M&Aで買収することで簡単に人材を獲得できるため、コストとリスクの削減も期待できるはずです。

そのため、専門知識を有しているIT・ソフトウェア企業が見つかれば買収を狙うのが良いでしょう。

以上が、 M&Aで条件の良い案件を見つけるポイントについてでした。

ポイントもわかったし実際にIT・ソフトウェア企業のM&Aを行いたい」と思った人も多いはずです。

そこで次は、IT・ソフトウェア企業M&Aでの売り手の探し方について紹介します。

7.IT・ソフトウェア業界M&Aの最適な売り手の探し方

IT・ソフトウェア企業M&Aでの売り手の探し方は、以下の2つが最適です。

IT・ソフトウェア業界M&Aの最適な売り手の探し方

それぞれ特徴があるため、あなたに合った探し方を活用してください。

それでは順番に、案件の探し方を紹介します。

探し方1.マッチングサイトを利用する

探し方1.マッチングサイトを利用する

IT・ソフトウェア企業のM&Aの売り手を広く探したい場合には、マッチングサイトを利用するべきです。

全国のさまざまな案件を取り扱っているため、希望する取引先が見つけやすくなっています。

そしてパソコンなどからいつでも案件を探すことができ、忙しくて時間がないときでも活用可能です。

しかし、サイトによってはマッチングしか行わず、仲介などは行わないサイトもあるため注意してください。

仲介なども一括して行ってほしいなら、M&Aを仲介会社に依頼しましょう。

探し方2.M&A仲介会社に依頼する

探し方2.M&A仲介会社に依頼する

安心してIT・ソフトウェア企業のM&Aの売り手を探せるのは、M&A仲介会社に依頼する方法です。

仲介会社は依頼者の要望に合わせた売り手を探せるため、買収先選びで時間がかかることが少ないとされています。

また、M&A専門の公認会計士や税理士、弁護士などが所属しているため、さまざまなトラブルにも対処してもらえるのが特徴です。

M&Aを行う多くのIT・ソフトウェア企業は、M&A仲介会社を利用してM&Aを成功させています。

以上が、IT・ソフトウェア企業のM&Aの売り手の探し方についてでした。

すぐにでも売り手を探そうと思ったかもしれません。

しかし、実際にIT・ソフトウェア企業のM&Aを行う場合には、気を付けなければならない点がいくつかあります。

次では、M&Aを行う上での留意点を見ていきましょう。

8.IT・ソフトウェア業界M&Aで押さえるべき4つの留意点

IT・ソフトウェア企業のM&Aでは、以下の4つの留意点に注意が必要です。

IT・ソフトウェア業界M&Aで押さえるべき4つの留意点

これらの留意点を意識しなければ、買収が成功しないことも多いです。

それでは順番に、留意点を紹介します。

留意点1.M&A完了までに時間が必要である

留意点1.M&A完了まで時間がかかる

IT・ソフトウェア企業のM&Aは、手続き完了までに時間がかかる場合が多いです。

一般的に、IT・ソフトウェア企業のM&Aでは半年から1年程度はかかってしまいます。

これは、買収先の選定や買収条件の決定、M&Aを行うための各種手続きに時間がかかるためです。

また、IT・ソフトウェア企業の売り手候補をすぐに探せず、マッチングまでに時間がかかってしまうこともあります。

しかし、事業拡大のために新事業を展開した場合、従業員の育成や顧客確保の時間も含めると5年は必要です。

それに比べれば、M&Aは短い時間で行えると言えます。

スピーディなM&Aを希望しているなら、早めに仲介業者などに依頼して手続きを進めてください。

留意点2.財務状況が誤っているとトラブルになる

留意点2.財務状況が誤っているとトラブルになる

財務状況については、事前に正確な情報を売り手から開示してもらわなければなりません。

財務状況が正しく売り手から伝わっていない場合、あとから隠れ債務が見つかるなど想定よりも低い利益になってしまう可能性が高いです。

売り手は、売却を成功させたいために経営が良く見える情報を提出することがあります。

しかし、与えられた財務情報が間違っていた場合、想定した利益を回収できません。

これにより、契約時に財務状況が正確だと保証する表明保証に違反するとして、売り手側は訴えることが可能ですが時間がかかります

そうならないためにも、財務状況についてはM&A専門の公認会計士や税理士が調査した信憑性の高い情報を提出してもらってください。

留意点3.従業員と雇用契約を再締結する場合がある

留意点3.従業員と雇用契約を再締結する場合がある

M&Aの種類によっては、従業員との雇用契約を再締結しなければなりません。

M&Aの中でも事業譲渡の場合、IT・ソフトウェア事業だけが売買の対象となります。

そのため、従業員の雇用契約は引き継がれないため、従業員を再度雇用しなければなりません。

しかし、労働条件の変化によっては買収した企業の従業員が雇用契約を結ばない可能性もあります。

その場合は、労働条件を改善して雇用契約を再度依頼してください。

従業員との雇用契約については、事前に売り手と入念な相談をしておくべきです。

留意点4.買収企業がSIerでなければ継続した利益を得にくい

留意点4.買収企業がSIerでなければ継続した利益を得にくい

買収企業がSIerでなければ、継続した利益が将来的に得にくくなります。

事業拡大のためにIT・ソフトウェア下請け企業を買収しても、元請け企業のように長期的な取引を行ってくれる顧客は手に入りません。

特に日本のIT・ソフトウェア業界は多層下請け構造になっており、上層企業が利益を多く獲得する仕組みとなっています。

そのため、SIerのような元請け企業となり取引先との長期的な契約を行えなければ、事業規模や収益性は衰退する一方です。

そこから脱却するためにも、買収する場合にはSIer企業を買収し、元請け企業へとステップアップしてください。

以上が、IT・ソフトウェア企業M&Aの留意点についてでした。

留意点を確認しても、M&Aの契約は専門知識が必要なため自社だけで成功させるのは非常に難しいとされています。

必ず成功させたいなら、M&A仲介会社を利用してください。

9.IT・ソフトウェア業界のM&Aは仲介会社に相談しよう

IT・ソフトウェア業界のM&Aは仲介会社に相談しよう

IT・ソフトウェア企業のM&Aでは、M&A仲介会社を利用するべきです。

M&A仲介会社に相談すれば、M&A専門の公認会計士や税理士、弁護士が在籍しているため、M&Aにおけるトラブルを回避することができます。

また、仲介会社が交渉を行ってくれるため、時間をさけない場合でも効率よくM&Aを進められるはずです。

ちなみに、仲介会社の中でも、『M&A総合研究所』が非常に活用しやすくなっています。

実績と経験が豊富なスペシャリストがそろっており、M&A完了まで平均3カ月から6カ月とスピーディーに対応してくれる仲介会社です。

さらに着手金や仲介手数料がかからない完全成功報酬制なので、M&Aに必要なコストを少しでも抑えることができます。

詳しくは【M&A仲介会社BEST5を発表】有名企業5社を徹底比較!!で紹介しているので参考にしてください。

IT・ソフトウェア企業のM&Aを成功させて、事業を確実に成長させましょう。

まとめ

IT・ソフトウェア業界のM&Aは増加傾向にあります。

M&Aで買収をすれば会社の拡大や新たな顧客などを獲得することが可能です。

ただし、あなたの会社をさらに発展させたいなら、M&Aで最適な売り手を見つけなければなりません。

あなたの求める売り手を見つけるためにもM&A仲介業者に相談し、会社をより発展させていきましょう。