M&Aで保険代理店の事業拡大を目指そう!生き残りをかけた買収が急増!

M&Aで保険代理店の事業拡大を目指そう!生き残りをかけた買収が急増!

保険代理店の事業規模を拡大させたい」と、悩んでいませんか?

多くの保険代理店経営者は、大手代理店やインターネットサイトの登場による顧客離れを防ぐため、サービスの充実を図りたいと考えています。

これについては、早期に対策を行わなければ、会社の業績が悪化する場合が珍しくありません。

ここでは、保険代理店M&AのメリットやM&A成功事例、売り手の探し方などを紹介します。

希望に沿った相手を買収し、保険代理店をさらに成長させましょう。

目次

1.保険代理店のM&Aで事業拡大を目指そう!

保険代理店のM&Aで事業拡大を目指そう!

M&Aを活用した保険代理店の事業買収や事業統合が、近年積極的に行われています。

なぜなら、大手保険代理店の進出やインターネットサイトの増加に伴い、顧客の分散が起こっているためです。

大手代理店では潤沢な資金を活用し、立地の良い店舗の展開や大々的な宣伝を行っているため顧客が集中しています。

そのため中小企業の顧客数が減り、売り上げも激減しているのです。

このあおりを受け、中小企業の社数は減少し、生き残りをかけてがさまざまな方法がとられています

保険代理店が生き残るための手段として、非常に注目されているのがM&Aです。

経営難になっている保険代理店を買収することで、販路の拡大や従業員の確保が行えます。

保険代理店を新規に立ち上げる場合、事務所用不動産の賃貸や従業員の雇用、教育などで少なくても700万円から1,500万円程度が必要です。

しかし、M&Aでの買収ではより少ない金額で事業拡大をすることができます。

それによって、魅力に感じる買い手が増加中です。

あなたもM&Aで保険代理店を購入し、事業を拡大するのが良いと言えます。

それでは実際に、どれくらいの金額でM&Aが行われているか、保険代理店のM&A相場を見ていきましょう。

2.保険代理店におけるM&Aの買収価格の相場

保険代理店におけるM&Aの買収価格の相場

保険代理店における買収M&Aの相場は、中小企業で500万円から8,000万円程度です。

大手代理店の買収価格の相場は、5億円から20億円程度とされています。

この売却価格を決めるのは以下の3つの方法のいずれかです。

  •  売り手の土地や施設などの時価純資産額と営業利益3~5年分の合計で決める
  •  これまでの保険代理店M&Aの事例を参考にして決める
  •  売り手の現在の利益から将来獲得できる利益を評価して決める

これら3つのどの方法をとるのかで、買収価格が大きく変わります。

そのため実際に保険代理店をM&Aで買収する場合には、交渉するときの参考にするためにあらかじめ買収相場を専門家に依頼して算出しておいてください。

500万円程度で購入ができたら、新規に自分で出店をするよりも安く済みます。

以上が、保険代理店におけるM&Aの買収価格の相場についてでした。

このように、業界全体でM&Aが活用され、今後も件数は増えていく見込みです。

しかしM&Aに興味はあるものの、なかなか決断できない人も多いと思います。

そこでM&Aにおける買い手と売り手それぞれのメリットを確認していきましょう。

3.保険代理店M&Aの買い手のメリット

保険代理店M&Aの買い手は、以下の4つのメリットがあります。

保険代理店M&Aの買い手のメリット

買い手のメリットは、店舗の拡大と業績が改善できることです。

それでは、順番に買い手のメリットを説明します。

メリット1.店舗を一括で取得できる

メリット1.店舗を一括で取得できる

保険代理店を買収することで、店舗を一括で取得することが可能です。

大手保険代理店は顧客を多く獲得するため商店街やショッピングモール内に複数の店舗を所有しています。

また、中小企業なら住宅街に店舗をかまえ、周辺地域の保険契約を一手に引き受けている場合が多いです。

M&Aではそのような保険代理店を取得できるため、無駄なコストをかけずに新たな需要に対応できます。

店舗が広範囲に展開されるほど、新規の顧客を獲得しやすいです。

店舗が多ければ保険について相談しに来る顧客は多くなります。

そのような顧客は、一度相談に来たら今後は新しい保険への変更なども同じ店舗で行ってくれることが多いです。

このよう効果があるため、買い手は業績の向上が見込めます。

メリット2.新たな顧客を獲得できる

メリット2.新たな顧客を獲得できる

新しく保険代理店をM&Aで買収することで、新たな顧客を取り込むことができて相乗効果で業績を向上させられるのもメリットです。

買収した保険代理店の顧客を手に入れれば、すぐに売り上げへと繋げることができます。

また信頼度の高い会社を買収することで、新規取引先の開拓がスムーズに行えるのです。

積極的に新たな顧客の開拓ができるため、何年も必要とする事業成長を速やかに行えるようになります。

メリット3.新規設立のコストを削減できる

メリット3.新規設立のコストを削減できる

既存の保険代理店を買収した場合、店舗や人材をそのまま引き継ぐことができるため新規設立のコストを削減できます。

保険代理店を開業するには、店舗の設置や従業員の募集、取引先の獲得などさまざまな準備を行わなければなりません。

しかし、各種準備には多額の費用が必要なため、開業にはリスクが付きまといます。

開業の費用は、店舗として使える不動産の賃貸や従業員の募集など、店舗1つで安くても600万円以上は必要です。

M&Aでは、すでに行われている保険代理店を買収するため、各種準備費用や参入リスクを抑えることができます。

M&Aで買収すれば、安ければ数百万円から店舗を所有することが可能です。

したがって、人件費などを考慮しても新設するのに比べて格段に安く事業が始められます。

メリット4.インターネットサイトに対応できる

メリット4.インターネットサイトに対応できる

インターネット型の保険代理店を買収すると、今後インターネットサイトでの業務も行うことが可能です。

近年、インターネットを通じた保険契約が増加しています。

2005年から2012年の間で、インターネット型の売上は約2倍も増加しており、現在でも伸び続けているのが現状です。

そのため、売り手がインターネット型のシステムがあることや運用実績がある場合、新たな領域への事業拡大が行えます。

一からシステムを作る必要もなく、24時間相談対応が可能になるため、売り上げが向上することが非常に多いです。

以上が、保険代理店M&Aの買い手のメリットについてでした。

買い手にはさまざまなメリットがありましたが、実は売り手にも多くのメリットがあります。

次は、売り手側のメリットも確認しておきましょう。

4.保険代理店M&Aの売り手のメリット

保険代理店M&Aの売り手には、以下の4つのメリットがあります。

保険代理店M&Aの売り手のメリット

売り手のメリットは、廃業を回避し保険代理店の経営を安定して続けていってもらえることです。

それでは、順番に売り手のメリットを見ていきましょう。

メリット1.廃業を回避することができる

メリット1.廃業を回避することができる

M&Aで売却することにより、業績不振からの廃業を回避することができます。

廃業した場合、従業員の再雇用や顧客の相談先の変更などで、多方面の関係者に対して影響が大きいです。

M&Aで保険代理店を引き渡す場合、従業員や店舗もそのまま引き継いでもらえます。

従業員の移動や相談先の変更などを行わなくても済むため、廃業に必要なコストも削減可能です。

メリット2.後継者を見つけられる

メリット2.後継者を見つけられる

保険代理店を売却することで、大手代理店や売却先の企業が経営権を引き継ぎます。

経営のプロや今まで会社の経営に携わっている人材に事業を引き継ぐため、安心して今後の会社を任せることができるのです。

経営者のほとんどは、後継者を身内にしようと考えています。

しかし、後継者が決まっていない会社が全体の半数以上です。

その要因は、身内が保険代理店経営に興味がない場合や他の業種に就職している場合などだとされています。

もしも後継者がいないなら、M&Aで保険代理店を引き継いでもらうほうがあなたの考え方に合った後継者を選べるため効率的です。

メリット3.他社の傘下で安定したサービスが行える

メリット3.他社の傘下で安定したサービスが行える

売却後は、同業他社や新しく保険代理店に参入する企業の傘下で安定したサービスを行えるようになります。

なぜなら、買収企業の経営資源も活用できるようになるためです。

売却先から資金提供を受けられるため、事業の拡大が行いやすくなります。

また、店舗の改装や新たな人材の採用、労働条件の改善などもできるため、従業員や取引先が増加しやすいです。

さらに、売却先の会社と連携することができるため、新たなサービスやプランを提供することもできるようになります。

これまで取りこぼしていた多くの需要をおさえられるので、業績も良くなり安定した経営を行いやすいです。

自分の手から離れたとしても、今まで経営してきた事業が今後も続いていくのは嬉しいことでしょう。

メリット4.売却者利益が受け取れる

メリット4.売却利益が得られる

事業を売却することで、売り手は引退時に現金を得ることができます。

たとえば売却額が1億円だった場合、税金を引いても約8,000万円の利益を受け取ることが可能です。

保険代理店の場合、M&Aの需要も高まっているため、売却先との交渉で売却価格を高くすることもできます。

そのため、アーリーリタイアを行いたい人もM&Aを実施することが多いです。

経営者を引退してからの資金に不安がある人は、よくM&Aを活用します。

以上が、保険代理店M&Aの買い手のメリットについてでした。

売り手と買い手の双方にメリットがあるため、M&Aを実施する保険代理店が増えています。

しかし、身近でM&Aが行われたことがなく、イメージがわかない人も多いのではないでしょうか。

ここで、保険代理店M&Aの成功事例を見ていきましょう。

5.保険代理店M&Aの成功事例5選

保険代理店のM&Aでは、以下の5つが成功事例として挙げられます。

保険代理店M&Aの成功事例5選

さまざまなパターンがあるため、買収するときの参考にしてください。

それでは順番に成功事例を紹介します。

成功事例1.第一生命保険とアルファコンサルティング

成功事例1.第一生命保険とアルファコンサルティング

最初に紹介するのは、第一生命保険とアルファコンサルティングのM&Aにおける売却事例です。

第一生命保険は、2018年に保険代理店のアルファコンサルティングを買収しました。

買収されたアルファコンサルティングは、全国に22の拠点を持っています。

第一生命保険は、以前からアルファコンサルティングとの代理店契約を結んでおり、独自の商品を提供していました。

保険商品のさらなる契約数の獲得と、グループの業績向上を目指して第一生命保険は買収を決定したのです。

この事例からわかる通り、事業の拡大と業績の向上を両立し、会社のさらなる発展を促すために買収を行うケースは非常に多いです。

第一生命保険は、アルファコンサルティングの持つ営業網を利用することによってさらなる業績アップを目指しました。

あなたも事業拡大をしたいのなら、M&Aを活用するべきです。

成功事例2.ヒューリック保険サービスと幸楽苑ホールディングス

成功事例2.ヒューリック保険サービスと幸楽苑ホールディングス

2つ目に紹介するのは、ヒューリック保険サービスと幸楽苑ホールディングスのM&Aにおける売却事例です。

ヒューリック保険サービスは、2018年に幸楽苑ホールディングスが行っている保険代理事業を買収しました。

同社は、法人向けの損害保険や従業員の生命保険を中心に事業を拡大しようと考えていたのです。

そのため、幸楽苑ホールディングスが行っている法人向け保険代理事業を買収しました。

この事例のように、事業拡大と新規顧客の開拓を狙った買収も多いです。

幸楽苑ホールディングスは、ラーメン店をはじめとした外食産業を行っていますが、グループ内で保険代理事業も行っていました。

しかし、業績が思ったよりも伸びていなかったため、買収価格は1億円程度と大手の中では安価に買収することができました。

大手の事業でも安く買えることがあるので、積極的にM&Aを狙っていきましょう。

成功事例3.山口ファイナンスグループと保険ひろば

成功事例3.山口ファイナンスグループと保険ひろば

3つ目に紹介するのは、山口ファイナンスグループと保険ひろばのM&Aにおける売却事例です。

山口ファイナンスグループは、2016年に保険代理業を営む保険ひろばを買収しました。

買い手である山口ファイナンスグループは、住友生命保険と共同で金融商品を販売していました。

そこで多数の代理店舗を持つ保険ひろばを買収することを決定したのです。

金融商品全般を取り扱う窓口を欲していたため、保険ひろばとの相乗効果を狙っています。

この事例は、販売チャンネルの確保と新サービスの提供から、会社のさらなる発展を目指しているものです。

保険ひろばは、関東や近畿、中国、九州の計15県のショッピングセンターに店舗を持ち、知名度が高いため買収先としては狙い目でした。

事例のように狙い目の良い売り手を見つければ、M&Aの効果は非常に高いです。

成功事例4.フジトミとエイチ・エスライフ少額短期保険

成功事例4.フジトミとエイチ・エスライフ少額短期保険

4つ目に紹介するのは、フジトミとエイチ・エスライフ少額短期保険のM&Aにおける売却事例です。

フジトミは、2017年にエイチ・エスライフ少額短期保険を買収しました。

買い手であるフジトミは、商品先物取引業を主としており、2007年に保険代理業も始めました。

保険代理業に加えて主額短期保険も新たに成長できる分野だと感じたフジトミは、赤字企業であったエイチ・エスライフ少額短期保険を買収したのです。

この事例では、事業の強化と新規事業参入コストの削減を狙って買収が行われました

エイチ・エスライフ少額短期保険は設立以来赤字が続いており、経営資金の調達を模索していたのです。

そのため、比較的安価な買収価格でM&Aが行えました。

赤字の事業だとしても、あなたの事業と組み合わせることで立て直せる場合は多いです。

売り手を探すときには、赤字事業も視野に入れると良いでしょう。

成功事例5.アイギスとしろま保険サービス

成功事例5.アイギスとしろま保険サービス

最後に紹介するのは、アイギスとしろま保険サービスのM&Aにおける売却事例です。

アイギスは、2015年に沖縄のしろま保険サービスを買収しました。

買い手であるアイギスは、愛知を拠点としており、地域密着型の保険代理事業を展開していました。

中小企業への保険営業を得意としていましたが、さらなるサービスと販路拡大を狙っていたのです。

そこで同じく沖縄で地域密着型保険代理事業を行っていたしろま保険サービスを買収しました。

この事例からわかる通り、新規顧客の開拓と新サービスの提供で、会社のさらなる発展を促せるのです。

しろま保険サービスは、沖縄において公共や法人、個人合わせて4,000を超える顧客を持っていました。

そのため、アイギスは新規に事業を設立するよりも、しろま保険サービスを買収したほうが効率が良いと考えたのです。

会社を発展させるために、M&Aは非常に役に立ちます。

以上が、保険代理店M&Aの成功事例5選でした。

このようにM&Aでの買収は多くの保険代理店で行われています。

その中でもより売り手が見つかりやすいようにするためには、次に紹介するポイントを意識してください。

6.M&Aで買収すべき保険代理店のポイントとは?

保険代理店のM&Aで買収時にチェックするべきなのは、以下の3つのポイントです。

M&Aで買収すべき保険代理店のポイントとは?

これらのポイントを押さえている場合、保険代理店の良い売り手がスムーズに見つかる可能性が高いです。

それでは順番に、チェックするポイントを見ていきましょう。

ポイント1.専従型代理店である

ポイント1.専従型代理店である

買収する場合は、専従型代理店の売り手を選ぶようにしてください。

1つの保険会社と提携して保険商品を取り扱っているため、保険商品に対する深い知識を持っています。

そのため、顧客に適切な保険提案を行うことができ、保険の給付や事故発生時の手続きなどで素早い対応が可能です。

また専従型では、契約ノルマが1社だけで良いため、従業員にかかる負担も低減できます。

顧客からの契約も取りやすく、売り上げに繋がりやすいため、新たに買収する場合は専従型代理店を選んでください。

ポイント2.店舗が複数ある

ポイント2.店舗が複数ある

保険代理店の店舗が複数ある場合、事業拡大が行いやすいため狙って買収してください。

保険代理店の中でも、商店街やショッピングモール内に複数の店舗を所有している企業は、より多くの顧客を獲得する機会に恵まれます。

また、住宅街に店舗がある場合も、周辺地域の保険契約を一手に引き受けることが可能です。

そのため、確実な収益と新たな顧客の確保につなげることができ、あなたの会社の業績は向上します。

店舗が多い保険代理店が見つかれば、積極的に買収を狙っていきましょう。

ポイント3.インターネットサイトで契約を行っている

ポイント3.インターネットサイトで契約を行っている

インターネットサイトで保険契約を行っている代理店は、今後の売上向上が期待できます。

24時間好きな場所から契約が行える手軽さから、若者からの需要が高いです。

また、仲介手数料がかからないため保険料を安くすることができます。

これらの理由から、将来的に需要が拡大し続けるので、継続的な利益が期待できるのです。

一からシステムを作り上げるよりも、M&Aで買収することで簡単に行えるようになります。

そのため、インターネットサイトを持っている代理店が見つかれば買収を狙うのが良いでしょう。

以上が、 M&Aで条件の良い案件を見つけるポイントについてでした。

ポイントもわかったし実際に保険代理店のM&Aを行いたい」と思った人も多いはずです。

そこで次は、保険代理店M&Aでの売り手の探し方について紹介します。

7.保険代理店M&Aの最適な売り手の探し方

保険代理店M&Aでの売り手の探し方は、以下の5つが主流です。

保険代理店M&Aの最適な売り手の探し方

それぞれ特徴があるため、あなたに合った探し方を活用してください。

それでは順番に、案件の探し方を紹介します。

探し方1.知人に紹介してもらう

探し方1.知人に紹介してもらう

一番身近なM&Aの売り手の探し方は、知人に紹介してもらうことです。

経営者同士のつながりから、売り手を探すことができます。

しかし、紹介してもらった売り手が、あなたが求めるような相手ではない可能性も少なくないです。

またM&Aの知識を持っていることも多いため、交渉が難航することがよくあります。

したがって、専門家に頼りながら手続きを進めていくことになるでしょう。

探し方2.M&Aセミナーに参加する

探し方2.M&Aセミナーに参加する

自分でM&Aの売り手を見つけるなら、M&Aのセミナーに参加するのも一つの手です。

M&Aのマッチングサイトや仲介会社が開催するセミナーのため、M&Aを行いたい経営者などが参加しています。

その他にも、M&Aで会社を売却したいと考えている売り手の経営者も勉強のために出席していることがあるのです。

そういった人と仲良くなり、M&Aの交渉を進めていきます。

しかし、あなたの希望に沿った取引相手が現れる保証がないところがデメリットです。

そのような場合には次から紹介する専門家や窓口などで探してください。

探し方3.公共機関を利用する

探し方3.公共機関を利用する

M&Aの売り手は、公共機関でも紹介してもらうことが可能です。

全国にある商工会議所や事業引継ぎ支援センターが窓口となります。

東京商工会議所や大阪商工会議所といった各都道府県の商工会議所が、M&Aの相談や引き継ぎの相談に対応してくれるのです。

しかし、事業引継ぎ支援センターは拠点が11か所と限られています。

そのため、近くに事業引継ぎ支援センターがなければ商工会議所に行ってください。

ただし、M&Aの案件すべてに強いわけではなく、適切な相手を探すことができない可能性があります。

したがって、商工会議所などに相談しながら次に紹介するマッチングサイトを利用するのが良いでしょう。

探し方4.マッチングサイトを利用する

探し方4.マッチングサイトを利用する

保険代理店のM&Aの売り手を広く探したい場合には、マッチングサイトを利用するべきです。

全国のさまざまな案件を取り扱っているため、希望する取引先が見つけやすくなっています。

そしてパソコンなどからいつでも案件を探すことができ、忙しくて時間がないときでも活用可能です。

しかし、サイトによってはマッチングしか行わず、仲介などは行わないサイトもあるため注意してください。

仲介なども一括して行ってほしいなら、M&Aを仲介会社に依頼しましょう。

探し方5.M&A仲介会社に依頼する

探し方5.M&A仲介会社に依頼する

もっとも安心して保険代理店のM&Aの売り手を探せるのは、M&A仲介会社に依頼する方法です。

仲介会社は依頼者の要望に合わせた売り手を探せるため、買収先選びで時間がかかることが少ないとされています。

また、公認会計士や税理士、弁護士などが所属しているため、さまざまなトラブルにも対処してもらえるのが特徴です。

M&Aを行う多くの保険代理店は、M&A仲介会社を利用してM&Aを成功させています。

以上が、保険代理店のM&Aの売り手の探し方についてでした。

すぐにでも売り手を探そうと思ったかもしれません。

しかし、実際に保険代理店のM&Aを行う場合には、気を付けなければならない点がいくつかあります。

次では、M&Aを行う上での留意点を見ていきましょう。

8.保険代理店M&Aで押さえるべき留意点!

保険代理店のM&Aでは、以下の3つの留意点に注意が必要です。

保険代理店M&Aで押さえるべき留意点!

これらの留意点を意識しなければ、買収が成功しないことも多いです。

それでは順番に、留意点を紹介します。

留意点1.M&A完了まで時間がかかる

留意点1.M&A完了まで時間がかかる

保険代理店のM&Aは、手続き完了までに時間がかかる場合が多いです。

一般的に、保険代理店のM&Aでは半年から1年程度はかかってしまいます。

これは、買収先の選定や買収条件の決定、M&Aを行うための各種手続きに時間がかかるためです。

また、保険代理店の売り手候補をすぐに探せず、マッチングまでに時間がかかってしまうこともあります。

しかし、事業拡大のために新店舗を展開した場合、従業員の育成や顧客確保の時間も含めると5年は必要です。

それに比べれば、M&Aは短い時間で行えると言えます。

スピーディなM&Aを希望しているなら、早めに仲介業者などに依頼して手続きを進めてください。

留意点2.財務状況が誤っているとトラブルになる

留意点2.財務状況が誤っているとトラブルになる

財務状況については、事前に正確な情報を売り手から開示してもらわなければなりません。

財務状況が正しく売り手から伝わっていない場合、あとから隠れ債務が見つかるなど想定よりも低い利益になってしまう可能性が高いです。

売り手は、売却を成功させたいために経営が良く見える情報を提出することがあります。

しかし、与えられた財務情報が間違っていた場合、想定した利益を回収できません。

これにより、契約時に財務状況が正確だと保証する表明保証に違反するとして、売り手側は訴えることが可能ですが時間がかかります

そうならないためにも、財務状況については公認会計士や税理士が調査した信憑性の高い情報を提出してもらってください。

留意点3.従業員と雇用契約を再締結する場合がある

留意点3.従業員と雇用契約を再締結する場合がある

M&Aの種類によっては、従業員との雇用契約を再締結しなければなりません。

M&Aの中でも営業権譲渡の場合、保険代理店の営業権だけが売買の対象となります。

そのため、従業員の雇用契約は引き継がれないため、従業員を再度雇用しなければなりません。

しかし、労働条件の変化によっては買収した保険代理店の従業員が雇用契約を結ばない可能性もあります。

その場合は、労働条件を改善して雇用契約を再度依頼してください。

従業員との雇用契約については、事前に売り手と入念な相談をしておくべきです。

以上が、保険代理店M&Aの留意点についてでした。

留意点を確認しても、M&Aの契約は専門知識が必要なため自社だけで成功させるのは非常に難しいとされています。

必ず成功させたいなら、M&A仲介会社を利用してください。

9.保険代理店のM&Aは仲介会社に相談しよう

保険代理店のM&Aは仲介会社に相談しよう

保険代理店のM&Aでは、M&A仲介会社を利用するべきです。

M&A仲介会社に相談すれば、公認会計士や税理士、弁護士が在籍しているため、M&Aにおけるトラブルを回避することができます。

また、仲介会社が交渉を行ってくれるため、時間をさけない場合でも効率よくM&Aを進められるのです。

M&A仲介会社に支払う費用は、着手金や中間報酬、成功報酬の3つが主となります。

着手金と中間報酬はM&A交渉が失敗しても返金されない費用です。

これらの費用は100万円ほどが相場ですが、中には着手金と中間報酬を無料にしている仲介業者もあります。

成功報酬の算定は、取引金額に一定の値を掛けて算出する方式が多いです。

仲介会社ごとに、金額が異なってくるため事前に仲介会社に確認してください。

M&A仲介会社に関しては、『【M&A仲介会社BEST5を発表】有名企業5社を徹底比較!!』が参考になるはずです。

複数を比較することで費用を抑えることもでき、自分にあった仲介会社を選択できます。

保険代理店のM&Aで発生するトラブルを回避し、手続きを成功させるためにも必ずM&A仲介会社に依頼するべきです。

保険代理店のM&Aを成功させて、事業を確実に成長させましょう。

まとめ

保険代理店のM&Aは近年増加しており、中小保険代理店が事業拡大のために行っています。

M&Aで買収をすれば会社の規模や従業員、取引先などを獲得することが可能です。

あなたの保険代理店をさらに発展させたいなら、M&Aで最適な売り手を見つけなければなりません。

しかしM&Aは専門的な知識が必要なため、M&A仲介業者に相談して買収を成功させましょう。