CRO・SMO業界はM&Aが急務!海外を見据えた事業拡大が必要!

CRO・SMO業界はM&Aが急務!海外を見据えた事業拡大が必要!

CRO・SMO事業の規模を成長させたい」と、悩んでいませんか?

医薬品の需要が年々伸びているため、治験関連業界の売上高も伸びており、新規参入を検討する企業も増えています。

そのため、早期に対策を行わなければ、既存企業は需要が奪われる場合があるので注意しなければなりません。

ここでは、CRO・SMO業界のM&AのメリットやM&A成功事例、売り手の探し方などを紹介します。

関連する優良企業を買収し、あなたの会社のシェアをさらに成長させましょう。

目次

1.CRO・SMO業界のM&Aは早急に行うべき!

CRO・SMO業界のM&Aは早急に行うべき!

CRO・SMO業界はM&Aでの事業拡大が早急に行ってください。

なぜなら、製薬会社から委託される治験業務手続きが急速に増えているため、これに対応できる必要があるからです。

需要が多数ある中、CRO・SMO企業の数が少なく他業種からの新規参入も行われ始めているため、競争が激化します。

この流れを受け、CRO・SMO企業はシェア拡大を行うための手段としてM&Aが注目されているのです。

CRO・SMO企業を買収することで、顧客の確保や専門性の高い業務への対応が進めらます。

しかし、新規企業の設立は時間がかかる上に、将来的な収益が曖昧なためリスクが高いです。

そのため、あなたもCRO・SMO企業を買収し、早急に事業を拡大してください。

そこでCRO・SMO業界の現状を理解しておきましょう。

1−1.CRO・SMO業界の現状

1−1.CRO・SMO業界の現状

国内のCRO・SMO企業は非常に少なく事業開拓の余地が多分に残っています。

2019年現在、CRO企業は国内50社程度、SMOは国内40社程度と非常に少ないのが現状です。

これらの企業で治験業務に関する依頼を対応しているため、1社あたりの利益額は高額になっています。

しかし、近年日本の治験基準が厳しくなったため、製薬会社は海外で治験を行うケースが多いです。

そのためCRO・SMO業界では、事業規模を拡大しつつ海外対応が可能な企業が業績を伸ばしています。

業績を伸ばしている企業はM&Aによる買収を積極的に行っている企業です。

それでは実際に、どれくらいの金額で買収が行われているか、CRO・SMO企業のM&A相場を見ていきましょう。

2.CRO・SMO業界におけるM&A買収価格の相場

CRO・SMO業界におけるM&A買収価格の相場

CRO・SMO業界における買収価格は、2億円から50億円程度が多く他業種と比べて高額です。

最も多い買収価格の相場は、5億円から10億円程度とされています。

この買収価格を決めるのは以下の3つの方法のいずれかです。

  •  売り手の土地や施設などの時価純資産額と営業利益3~5年分の合計で決める
  •  これまでのCRO・SMO企業M&Aの事例を参考にして決める
  •  売り手の現在の利益から将来獲得できる利益を評価して決める

これら3つのどの方法をとるのかで、買収価格が大きく変わります。

そのため実際にCRO・SMO企業をM&Aで買収する場合には、交渉するときの参考にするためにあらかじめ買収相場を専門家に依頼して算出しておいてください。

単に買収価格だけで企業を選ばずに、M&A後の展望も考えた上で売り手を選ぶのが良いです。

以上が、CRO・SMO業界におけるM&Aの買収価格の相場についてでした。

しかしM&Aに興味はあるものの、なかなか決断できない人も多いと思います。

そこでM&Aにおける買い手と売り手それぞれのメリットを確認していきましょう。

3.CRO・SMO業界M&Aの買い手のメリット

CRO・SMO業界M&Aの買い手は、以下の5つのメリットがあります。

CRO・SMO業界M&Aの買い手のメリット

買い手のメリットは、事業の拡大と業績が改善できることです。

それでは、順番に買い手のメリットを説明します。

メリット1.低コストでの事業拡大ができる

メリット1.低コストでの事業拡大ができる

CRO・SMO業界でM&Aを行うと、低コストで事業の拡大が行いやすくなります。

M&Aでの買収は、すでに事業として成り立っている企業を自社に取り組むことが可能です。

そのためCRO・SMO企業を買収する場合、必要設備や人員、運転資金などを用意する必要がありません。

そのため、買収費用以外に必要なコストが無く、参入リスクを抑えることができます。

メリット2.新たな取引先を獲得できる

メリット2.新たな取引先を獲得できる

CRO・SMO企業をM&Aで買収することで、新たな取引先を取り込むことができ業績を向上させることが可能です。

買収したCRO・SMO企業の顧客を手に入れれば、すぐに売り上げへと繋げることができます。

また信頼度の高い会社を買収することで、新たな顧客の開拓がスムーズに行えることも多いです。

積極的に新たな顧客の開拓ができるため、何年も必要とする事業成長を速やかに行えるようになります。

また、得意分野が異なる企業を買収することで、今まで取り逃がしていた顧客を獲得することが可能です。

メリット3.専門知識を持つ研究員を獲得できる

メリット3.専門知識を持つ研究員を獲得できる

CRO・SMO企業を買収することで、専門知識を持つ人材を獲得することができます。

CRO・SMO企業であっても、すべてのCRO・SMO関連事業を得意とするわけではありません。

しかし、得意分野だけを扱っていても将来的な需要の減少が見込まれるため、企業の存続が難しくなります。

他のCRO・SMO企業を買収することによって、CRO業務やSMO業務、治験研究など今まで扱っていなかった分野の専門知識を獲得するとが可能です。

これにより、新たな需要への対応ができるようになるため今後の経営も安定します。

メリット4.新規設立や外注のコストを削減できる

メリット4.新規設立や外注のコストを削減できる

既存のCRO・SMO企業を買収した場合、取引先や人材をそのまま引き継ぐことができるため新規設立のコストを削減できます。

CRO・SMO企業を開業するには、事務所の設置や従業員の募集、取引先の獲得などさまざまな準備を行わなければなりません。

しかし、各種準備には多額の費用が必要なため、開業にはリスクが付きまといます。

開業の費用は、事務所として使う不動産や従業員の募集、必要な設備など、安くても5,000万円以上は必要です。

そこから会社の経営を安定させようとする場合、常時取引をしてくれる顧客の開拓などで時間と多額の費用をかけなければなりません。

M&Aでは、すでに行われているCRO・SMO企業を買収するため、各種準備費用や参入リスクを抑えることができます。

M&Aで買収すれば、すでに安定した経営が行われている企業を最短半年で、安ければ約2億円から所有することができるのです。

したがって、5年間の人件費や開発費用などを考慮しても新設するのに比べて格段に安く事業が始められます。

メリット5.買収先のブランド力を活用できる

メリット5.買収先のブランド力を活用できる

M&Aを活用することによって、買収先のブランド力を活用できるようになるのです。

企業のブランド力とは、人材や技術だけでなく実績などから形成される対外的な評価のため、簡単に生み出すことができません。

そのため取引企業からの評価が高い会社を買収することができれば、自社の評価も上げることが可能です。

ブランド力の強化によって、新規取引先の開拓が容易になるなど業績に直結する部分で貢献されます。

そのため、時間を掛けずに業績を向上できる手段として活用されるのです。

以上が、CRO・SMO業界でM&Aするときの買い手のメリットでした。

買い手にはさまざまなメリットがありましたが、実は売り手にも多くのメリットがあります。

次は、売り手側のメリットも確認しておきましょう。

4.CRO・SMO業界M&Aの売り手のメリット

CRO・SMO企業M&Aの売り手には、以下の4つのメリットがあります。

CRO・SMO業界M&Aの売り手のメリット

売り手のメリットは、廃業を回避しCRO・SMO企業の経営を安定して続けていってもらえることです。

それでは、順番に売り手のメリットを見ていきましょう。

メリット1.廃業を回避することができる

メリット1.廃業を回避することができる

M&Aで売却することにより、業績不振からの廃業を回避することができます。

廃業した場合、従業員の再雇用や取引先との契約変更など、多方面の関係者に対して影響が大きいです。

M&AでCRO・SMO企業を引き渡す場合、従業員や取引契約もそのまま売却先に引き継いでもらえます。

設備の廃棄もしなくて済むため、廃業に必要なコストも削減可能です。

経営者のほとんどは、後継者を新たに育成しようと考えています。

しかし、後継者が育成されていない企業が全体の半数以上で、その要因は後継者の独立や離職などが多いです。

もしも後継者がいないなら、M&AでCRO・SMO企業を引き継いでもらうほうが安心できます。

メリット2.大手企業の傘下で安定したサービスが行える

メリット2.大手企業の傘下で安定したサービスが行える

売却後は、大手CRO・SMO企業や新しく業界に参入する企業の傘下で安定したサービスを行えるようになります。

なぜなら、買収企業の経営資源も活用できるようになるためです。

売却先から資金提供を受けられるため、事業の拡大が行いやすくなります。

また、新たな人材の採用や労働条件の改善などもできるため、従業員や取引先が増加しやすいです。

さらに、売却先の会社と連携することができるため、新たなサービスやプランを提供することもできるようになります。

これまで取りこぼしていた多くの需要をおさえられるので、業績も良くなり安定した経営を行いやすいです。

メリット3.売却者利益が受け取れる

メリット3.売却者利益が受け取れる

事業を売却することで、売り手は引退時に現金を得ることができます。

たとえば売却額が1億円だった場合、税金を引いても約8,000万円の利益を受け取ることが可能です。

CRO・SMO企業の場合、M&Aの需要が高まっているため、売却先が見つかりやすくなっています。

そのため、アーリーリタイアを行いたい経営者もM&Aを実施することが多いです。

経営者を引退してからの資金に不安があるなら、M&Aを活用しましょう。

メリット4.海外展開も行いやすくなる

メリット4.海外展開も行いやすくなる

企業が海外への事業展開を行えるようにするため、M&Aを行う場合もあります。

海外展開には新規に企業を設立するケースが多いですが、1億円以上の費用と時間が必要です。

しかし、収益性が見込めるかが不透明なため、非常にリスクが高く海外への進出は消極的な企業が多数でした。

M&A買収でCRO・SMO企業を取得できれば、費用・時間共に抑えることができ、これまでの取引先も引き継げるため経営計画を立てやすいです。

このため、M&Aでの海外進出は行いやすく、CRO・SMO企業では買収が活発になっています。

以上が、CRO・SMO企業M&Aの買い手のメリットについてでした。

売り手と買い手の双方にメリットがあるため、M&Aを実施するCRO・SMO企業が増えています。

しかし、身近でM&Aが行われたことがなく、イメージがわかない人も多いのではないでしょうか。

ここで、CRO・SMO業界M&Aの成功事例を見ていきましょう。

5.CRO・SMO業界M&Aの成功事例3選

CRO・SMO業界のM&Aでは、以下の3つが成功事例として挙げられます。

CRO・SMO業界M&Aの成功事例3選

さまざまなパターンがあるため、買収するときの参考にしてください。

それでは順番に成功事例を紹介します。

成功事例1.シミックとアルトマーク

成功事例1.シミックとアルトマーク

最初に紹介するのは、シミックとアルトマークのM&Aにおける事例です。

シミックホールディングス株式会社は、2013年4月に株式会社日本アルトマークを買収しました。

買収されたアルトマークは、製造販売後調査を得意としたCRO企業です。

CRO事業において業界トップクラスの受託実績と製造販売後調査の豊富な経験があります。

シミックホールディングスは製造販売後調査の事業拡大を狙っていました。

この事例からわかる通り、企業のさらなる発展を促すために買収を行うケースは非常に多いです。

特にアルトマークは受託実績が業界トップクラスのため、取引企業も増えてることが確実視されています。

また製造販売後調査も需要が伸びているため、収益性も高まる見通しです。

成功事例2.EPSホールディングスと綜合臨床ホールディングス

成功事例2.EPSホールディングスと綜合臨床ホールディングス

2つ目に紹介するのは、EPSホールディングスと綜合臨床ホールディングスのM&Aにおける事例です。

EPSホールディングスは、2016年1月に綜合臨床ホールディングスを買収しました。

売り手の綜合臨床ホールディングスは、SMO事業を専門に扱う企業です。

業界でもトップクラスの提携医療機関を持っています。

買い手のEPSホールディングスは、CRO事業を専門に扱う企業です。

両者の統合により、CRO業務とSMO業務を一貫して行うことが可能となりました。

この事例は、相互の事業によって事業規模を拡大したケースです。

この買収により、業界唯一の売上高100億円を突破する大企業へと成長しました。

事業規模を拡大するためにM&Aが活用されることは非常に多いです。

成功事例3.エムスリーとPRI

成功事例3.エムスリーとPRI

最後に紹介するのは、エムスリーとPRIのM&Aにおける事例です。

エムスリー株式会社は、2018年9月にアメリカ法人のPRIを買収しました。

買い手のエムスリーは、治験支援サービスやマーケティング支援サービスなどを行っている企業です。

日本だけでなく海外展開にも積極的に行っています。

売り手のPMIは、治験実施施設を3つ保有している法人です。

新薬開発が盛んな地域に治験施設をかまえているため、約5万人の患者に対して治験を行うことができます。

この事例は、CRO企業が治験実施施設を買収した事例です。

これにより海外での治験が行いやすく、また日本では許可が下りにくい治験にも対応できるようになりました。

アメリカ国内だけでも15の治験実施施設を確保しているため、さまざまな依頼に対応できるようになっているのです。

以上が、CRO・SMO業界M&Aの成功事例3選でした。

このようにM&Aでの買収は多くのCRO・SMO企業で行われています。

その中でもより良い売り手が見つかりやすいようにするためには、次に紹介するポイントを意識してください。

6.M&Aで買収すべきCRO・SMO企業の3つのポイント

CRO・SMO業界のM&Aで買収時にチェックするべきなのは、以下の3つのポイントです。

M&Aで買収すべきCRO・SMO企業の3つのポイント

これらのポイントを押さえている場合、CRO・SMO企業の良い売り手がスムーズに見つかる可能性が高いです。

それでは順番に、チェックするポイントを見ていきましょう。

ポイント1.IT化に対応した各種業務手続きが行えている

ポイント1.IT化に対応した各種業務手続きが行えている

IT化に対応した各種手続きが行える場合は、今後の生き残りが期待しやすいです。

近年、IT化が急速に進んでおり、CRO・SMO企業の業務も効率化が進められています。

しかし、国内企業はいまだにIT化に完全に対応しているわけではありません。

一方で、海外のCRO・SMO企業が担当する業務は、IT化が非常に進んでいます。

そのため、業務のIT化が行えるようになっている場合、業務を効率化できるため対応できる顧客の件数を増やすことも可能です。

また海外の事業展開時にも、取引先との連携が行いやすくなります。

これらの理由から、将来的に需要が拡大し続けるので、IT化が求められています。

そのため、業務のIT化を積極的に行っている企業が見つかれば買収を狙うのが良いでしょう。

ポイント2.海外展開を行っている

ポイント2.海外展開を行っている

海外展開を行っている企業は、グローバル化に対応できるため製薬会社からの需要が拡大します。

日本の治験基準が厳しくなったため、国内製薬会社は海外の医療機関に治験依頼するケースが増加しているのです。

また世界的にも治験委託業務のグローバル化が進んでおり、今後国内だけの業務では業績を伸ばすことは難しくなります。

そのためCRO・SMO業界では海外展開が積極的に進められており、近年M&A件数も増加しています。

買収する際は将来の事業展開も考えて、海外展開を行っている企業を選択してください。

ポイント3.専門知識を持った研究員を有している

ポイント3.専門知識を持った研究員を有している

専門知識を持った研究員を有している場合は、今後の生き残りへの期待が強いです。

近年、CRO・SMO企業が医療機関を持つことにより、治験までを一括して行う企業も現れています。

そのため、専門知識を持った研究員を多数雇用していることが、治験業務の効率化を推し進めるのです。

また治験可能な医療機関としての信頼性も確保できるため、事業拡大にも繋がります。

これらの理由から、将来的に需要が拡大し続けるので、専門知識を持った研究員を有することが求められています。

一から人材の教育を行うよりも、M&Aで買収することで簡単に人材を獲得できるため、コストとリスクの削減も期待できるはずです。

そのため、優秀な研究員が所属する医療機関や企業が見つかれば買収を狙うのが良いでしょう。

以上が、 M&Aで条件の良い案件を見つけるポイントについてでした。

ポイントもわかったし実際にCRO・SMO企業のM&Aを行いたい」と思った人も多いはずです。

そこで次は、CRO・SMO業界M&Aでの売り手の探し方について紹介します。

7.CRO・SMO業界M&Aの最適な売り手の探し方

CRO・SMO業界M&Aでの売り手の探し方は、以下の2つが最適です。

CRO・SMO業界M&Aの最適な売り手の探し方

それぞれ特徴があるため、あなたに合った探し方を活用してください。

それでは順番に、案件の探し方を紹介します。

探し方1.マッチングサイトを利用する

探し方1.マッチングサイトを利用する

CRO・SMO企業のM&Aの売り手を広く探したい場合には、マッチングサイトを利用するべきです。

全国のさまざまな案件を取り扱っているため、希望する取引先が見つけやすくなっています。

そしてパソコンなどからいつでも案件を探すことができ、忙しくて時間がないときでも活用可能です。

しかし、サイトによってはマッチングしか行わず、仲介などは行わないサイトもあるため注意してください。

仲介なども一括して行ってほしいなら、M&Aを仲介会社に依頼しましょう。

探し方2.M&A仲介会社に依頼する

探し方2.M&A仲介会社に依頼する

安心してCRO・SMO企業のM&Aの売り手を探せるのは、M&A仲介会社に依頼する方法です。

仲介会社は依頼者の要望に合わせた売り手を探せるため、買収先選びで時間がかかることが少ないとされています。

また、M&A専門の公認会計士や税理士、弁護士などが所属しているため、さまざまなトラブルにも対処してもらえるのが特徴です。

M&Aを行う多くのCRO・SMO企業は、M&A仲介会社を利用してM&Aを成功させています。

以上が、CRO・SMO企業のM&Aの売り手の探し方についてでした。

すぐにでも売り手を探そうと思ったかもしれません。

しかし、実際にCRO・SMO企業のM&Aを行う場合には、気を付けなければならない点がいくつかあります。

次では、M&Aを行う上での留意点を見ていきましょう。

8.CRO・SMO業界で押さえるべき4つの留意点

CRO・SMO業界のM&Aでは、以下の4つの留意点に注意が必要です。

CRO・SMO業界で押さえるべき4つの留意点

これらの留意点を意識しなければ、買収が成功しないことも多いです。

それでは順番に、留意点を紹介します。

留意点1.M&A完了までに時間が必要である

留意点1.M&A完了まで時間がかかる

CRO・SMO企業のM&Aは、手続き完了までに時間がかかる場合が多いです。

一般的に、CRO・SMO企業のM&Aでは半年から1年程度はかかってしまいます。

これは、買収先の選定や買収条件の決定、M&Aを行うための各種手続きに時間がかかるためです。

また、CRO・SMO企業の売り手候補をすぐに探せず、マッチングまでに時間がかかってしまうこともあります。

しかし、事業拡大のために新事業を展開した場合、従業員の育成や顧客確保の時間も含めると5年は必要です。

それに比べれば、M&Aは短い時間で行えると言えます。

スピーディなM&Aを希望しているなら、早めに仲介業者などに依頼して手続きを進めてください。

留意点2.財務状況が誤っているとトラブルになる

留意点2.財務状況が誤っているとトラブルになる

財務状況については、事前に正確な情報を売り手から開示してもらわなければなりません。

財務状況が正しく売り手から伝わっていない場合、あとから隠れ債務が見つかるなど想定よりも低い利益になってしまう可能性が高いです。

売り手は、売却を成功させたいために経営が良く見える情報を提出することがあります。

しかし、与えられた財務情報が間違っていた場合、想定した利益を回収できません。

これにより、契約時に財務状況が正確だと保証する表明保証に違反するとして訴えることが可能ですが、時間がかかります。

そうならないためにも、財務状況についてはM&A専門の公認会計士や税理士が調査した信憑性の高い情報を提出してもらってください。

留意点3.従業員と雇用契約を再締結する場合がある

留意点3.従業員と雇用契約を再締結する場合がある

M&Aの種類によっては、従業員との雇用契約を再締結しなければなりません。

M&Aの中でも事業譲渡の場合、CRO・SMO事業だけが売買の対象となります。

そのため、従業員の雇用契約は引き継がれないため、従業員を再度雇用しなければなりません。

しかし、労働条件の変化によっては買収した企業の従業員が雇用契約を結ばない可能性もあります。

従業員との雇用契約については、事前に売り手と入念な相談をしておくべきです。

留意点4.買収企業が海外展開していなければ大きな利益を得にくい

留意点4.買収企業が海外展開していなければ大きな利益を得にくい

買収企業が海外展開を行っていない場合、大きな利益を得にくいです。

CRO・SMO業界のグローバル化に伴い、新規参入する企業や海外のCRO・SMO企業が競合として現れます。

このため、国内だけの事業展開では、現在よりも収益が減少するとされています。

いち早く海外展開を実現することで、新たなマーケットを確保し将来の獲得できる利益を最大限にしてください。

以上が、CRO・SMO業界M&Aの留意点についてでした。

留意点を確認しても、M&Aの契約は専門知識が必要なため自社だけで成功させるのは非常に難しいとされています。

必ず成功させたいなら、M&A仲介会社を利用してください。

9.CRO・SMO業界のM&Aは仲介会社に相談しよう

CRO・SMO業界のM&Aは仲介会社に相談しよう

CRO・SMO業界のM&Aでは、M&A仲介会社を利用するべきです。

M&A仲介会社に相談すれば、M&A専門の公認会計士や税理士、弁護士が在籍しているため、M&Aにおけるトラブルを回避することができます。

また、仲介会社が交渉を行うことで、時間をさけない場合でも効率よくM&Aを進められるはずです。

ちなみに、仲介会社の中でも、『M&A総合研究所』が非常に活用しやすくなっています。

実績と経験が豊富なスペシャリストが揃っており、M&A完了まで平均3カ月から6カ月とスピーディーに対応してくれる仲介会社です。

さらに着手金や仲介手数料がかからない完全成功報酬制なので、M&Aに必要なコストを少しでも抑えることができます。

詳しくは【M&A仲介会社BEST5を発表】有名企業5社を徹底比較!!で紹介しているので参考にしてください。

ICRO・SMO業界のM&Aを成功させて、事業を確実に成長させましょう。

まとめ

CRO・SMO業界のM&Aは今後増加します。

会社数が少ない中で、M&Aで買収をすれば規模拡大やさまざまな依頼に対応できるようにすることが可能です。

ただし、今後需要が高まる業界のため、会社をさらに発展させたいなら、早急にM&Aで買収する必要があります。

さらに、ただ企業を買収するだけでなく最適な売り手を見つけなければなりません。

早急に企業を成長させたいならM&A仲介業者に相談し、業界内のシェアを高めましょう。