LP・石油ガス販売業界のM&A・事業承継・売却の成功ポイント、注意点を解説

LP・石油ガス販売業界のM&A・事業承継・売却の成功ポイント、注意点を解説
ガスの自由化や電力自由化によって、LPガス事業者や大手電力会社などがLP・石油ガス販売に参入して競争が激しくなっており、その結果、M&Aも活発になっています。
 
本記事では、LP・石油ガス販売業界のM&A・事業承継のポイントなどについて解説します。

目次

LP・石油ガス販売業界とは

LP・石油ガス販売業界とは
 
LP・石油ガス販売業界とは、LP・石油ガスの元売や卸売、小売を行なっている企業の業界を指します。本記事ではLP・石油ガス販売業界のM&A・事業承継についてご紹介していきますが、まずはLP・石油ガス販売業界の動向について解説します。

LP・石油ガス販売業界の特徴

LPガスとは「リクアファイド・ペトローレアム・ガス」の略称で、直訳すると液化石油ガスになります。つまり、LP・石油ガス販売業界とは、液化石油ガスの元売・卸売・小売を行なっている業界を指します。
 
ガスには、LP・石油ガスのほか、プロパンガスと都市ガスがあります。LP・石油ガスとは液状の石油ガスのことであり、プロパンやブタンが主成分であるプロパンガスもLP・石油ガスに含まれます。一方、都市ガスとはメタンが主成分のガスであり、LNガス(液化天然ガス)を指します。

LP・石油ガス販売業界の現状と課題

LP・石油ガス販売業界には、以下の現状と課題があります。
 
【LP・石油ガス販売業界の現状と課題】
  1. 中小には厳しい状況が続く 
  2. 厳しい価格競争が続く 
  3. 本業だけではなく多角経営が進む 
  4. 後継者問題などによるM&Aを検討する会社は多い

1.中小には厳しい状況が続く

2016年には電力自由化、2017年には都市ガス小売の全面自由化が始まり、LP・石油ガス販売業界は厳しい状況に置かれました。
 
ガスの自由化や電力自由化によって、LPガス事業者や大手電力会社などがLP・石油ガス販売に参入し、競争は激しくなっています。その結果、中小LP・石油ガス販売事業者は、厳しい状況が続いています。

2.厳しい価格競争が続く

ガスの自由化が始まったことにより、LP・石油ガス販売事業者各社は顧客獲得のため、それぞれ独自の格安プランを提供し始めました。その結果、価格競争はさらに厳しさを増しています。
 
厳しい価格競争のなかでも利益を生みだすため、LP・石油ガス販売企業各社は業務提携によって顧客数を確保したり、事業の効率化を図ったりするようになりました。

3.本業だけではなく多角経営が進む

LP・石油ガス販売企業各社は、他業種からの参入や激しい価格競争などにより、LP・石油ガス販売だけでは十分な収益が見込めないことから、多角経営を進めて企業もでてきています。
 
LP・石油ガス販売企業各社には、関連事業としてガス機器の販売やLNガス販売、産業ガス販売のほか、電気の販売や発電事業などを行う事業者もあります。
 
また、本業とはまったく別の事業として、介護・福祉分野や不動産分野に事業を多角化させている企業もみられます

4.後継者問題などによるM&Aを検討する会社は多い

LP・石油ガス販売企業の数は年々減り続けており、その多くは小規模のLP・石油ガス販売企業です。
 
小規模のLP・石油ガス販売企業が廃業している理由には、前述した競争の激化やLP・石油ガスの国内需要減少などが挙げられますが、ほかにも後継者不在による廃業も深刻さを増しています。
 
小規模のLP・石油ガス販売企業ではオーナー経営者の高齢化が進んでいますが市場の縮小や競争の激化から、オーナー経営者が子どもに継がせたがらないケースも増えています。
 
また、オーナー経営者の子ども側もLP・石油ガス販売事業を継がず、ほかの仕事に就くケースが増えました。
 
そのため、中小LP・石油ガス販売企業は親族や従業員に会社を継がせるのではなく、第三者へのM&A・事業承継という形で事業を引き継ぐケースがみられるようになっています。

LP・石油ガス販売業界のM&A・事業承継・売却動向

LP・石油ガス販売業界のM&A・事業承継・売却動向
 
前章ではLP・石油ガス販売業界の現状や課題について述べましたが、本章ではLP・石油ガス販売業界のM&A・事業承継動向を解説します。

LP・石油ガス販売業界のM&A動向

LP・石油ガス販売業界のM&A動向は、以下のように変化しています。
 
【LP・石油ガス販売業界のM&A動向】
  1. 廃業・事業承継を考えたM&Aが増加 
  2. 電力業界からのM&Aも増えている

1.廃業・事業承継を考えたM&Aが増加

LP・石油ガス販売業界では、需要の減少と価格競争などによる競争激化、中小LP・石油ガス販売企業経営者の高齢化などにより、廃業を検討する企業や事業承継目的のM&Aが増加しています。
 
しかし、買い手側からみれば、LP・石油ガスは需要が縮小傾向にあり競争も激化しているとはいえ、災害などの緊急時に強いガスであることから一定の需要があります
 
また、買い手企業側は人材不足で苦しんでいるケースも少なくありません。事業承継目的のM&Aに対して一定の買い需要があることも、M&A・事業承継の増加に影響しています。

2.電力業界からのM&Aも増えている

電力の自由化とガスの自由化により、LP・石油ガス販売業界から電力業界に参入する企業と、電力業界からLP・石油ガス販売業界に参入する企業が増加しました。
 
それにより、LP・石油ガス販売業界と電力業界では競争が激化する一方で、M&A・事業承継により相手の業界へ参入するなど、協力関係を築く新たな流れも生まれています。

LP・石油ガス販売業界M&Aの今後の展望

LP・石油ガスの需要は一定程度保たれていますが、ガス・電力の自由化により事業者同士の競争は激化しています。近年の日本は毎年のように災害に見舞われおり、今後は災害に対してさらに迅速に対応する環境整備が必要です。
 
LP・石油ガスは災害などの緊急時に強いエネルギーであることから、需要は減少傾向にはあるものの、大幅に減少する可能性は低いと考えられます。
 
しかし、中小LP・石油ガス販売企業経営者の高齢化は今後さらに深刻となるため、LP・石油ガス販売業界と電力業界、その他業界との競争もさらに激化していくことが予測されています。
 
このようなことから、LP・石油ガス販売業界ではM&A・事業承継がさらに増加していくと見込まれています。
 

LP・石油ガス販売業界のM&A・事業承継・売却の流れ

LP・石油ガス販売業界のM&A・事業承継・売却の流れ
 
LP・石油ガス販売業界でのM&A・事業承継による売却は、一般的に以下の流れで行われます。
 
【LP・石油ガス販売業界のM&A・事業承継・売却の流れ】
  1. 専門家に相談 
  2. M&A先の選定・交渉 
  3. トップ同士の面談 
  4. 基本合意書の締結 
  5. デューデリジェンスの実施 
  6. 最終契約書の締結 
  7. クロージング

1.専門家に相談

LP・石油ガス販売のM&A・事業承継を行う際は、専門家に依頼するケースが一般的です。LP・石油ガス販売のM&A・事業承継を依頼する場合、エネルギー業界に精通しているか、全国の幅広い地域に情報ネットワークを持っているかどうかが重要です。

2.M&A先の選定・交渉

LP・石油ガス販売のM&A・事業承継に詳しい専門家とアドバイザー契約を締結したら、M&A・事業承継先の選定と打診を行います。
 
買い手へのM&A・事業承継を打診して相手から反応があれば、さらに詳細な交渉へと進みます。

3.トップ同士の面談

売り手と買い手が条件についてある程度合意したら、直接トップ同士が面談を行うことで、その内容をすり合わせていきます。
 
また、トップ同士が直接面談することで、M&A・事業承継相手として相応しい相手なのかをチェックする場でもあります。

4.基本合意書の締結

合意内容は基本合意書として条件を整理します。整理された条件はこの時点で確定するわけではなく、買い手によるデューデリジェンスによって修正されることもあります。
 
また、売り手側や買い手側が内容の変更を求めて、交渉し直すケースも少なくありません。

5.デューデリジェンスの実施

デューデリジェンスは、主に買収側が対象企業の事業状況や財務状況、法令違反はないかなどをチェックするプロセスです。
 
デューデリジェンスを行うにあたって、対象企業は買収側のデューデリジェンスチームから要求された資料を提供したり、ヒアリングに応えたりする必要があります。

6.最終契約書の締結

M&Aを成立させるにあたっての前提条件に問題がなければ、最終契約書(株式譲渡契約書、合併契約書など)を締結します。
 
最終契約書を締結したら、内容が変更されることは基本的にありませんが、表明保証・誓約事項・前提条件・解除条件に違反があった場合は、取引が解除されたり訴訟になったりする可能性もがあります。

7.クロージング

クロージング時の方法は、M&Aスキームによって違います。例えば、株式譲渡の場合は対象企業の株主が買収側に保有株式を譲渡し、買収側は株主に対価を支払います。
 
また、事業譲渡の場合は対象企業が買収側へ事業用資産を譲渡し、買収側は対価を対象企業へ支払います。
 
クロージング後は統合作業を進めていきますが、この統合プロセスがM&A・事業承継の成否に大きく影響します。
 

LP・石油ガス販売業界M&A・事業承継・売却の成功のポイント

LP・石油ガス販売業界M&A・事業承継・売却の成功のポイント
 
LP・石油ガス販売業界のM&A・事業承継を成功させるには、以下のポイントを押さえておく必要があります。
  1. M&Aのタイミングを間違えない 
  2. 安定した顧客を持っている 
  3. 人材やノウハウを持っている 
  4. 計画を入念に練る 
  5. 専門家に相談する

1.M&Aのタイミングを間違えない

昨今のLP・石油ガス販売業界は競争が激しく、他業界からの参入も相次いでいます。今後は競争で優位に立つために、M&Aがさらに増加すると見込まれています。
 
しかし、M&A・事業承継によって自社を売却しようとしても、買い需要がなければ売却はできません。
 
LP・石油ガス販売業界の流れをよく読み、M&A・事業承継のベストなタイミングで売却することが大切です。

2.安定した顧客を持っている

LP・石油ガス販売業界は、顧客から安定した収益が得られるストック型の事業です。LP・石油ガス販売業界は、ガス自由化や電力自由化によって以前よりも顧客の流動性が増したとはいえ、他業界に比べれば安定収益が見込めます。
 
そのため、売り手企業が安定した顧客を持っていると、買い手側としては買収後の収益が予測しやすいというメリットがあります。

3.人材やノウハウを持っている

電気・ガス・水道分野は人材不足が深刻であり、人材不足が原因で廃業する電気・ガス・水道関連企業も少なくありません。
 
大手のLP・石油ガス販売企業では、人材やノウハウの獲得目的でM&Aを行うケースも多くみられます。専門性を持った人材を持っている売り手企業は、M&A・事業承継でも有利になり得ます。

4.計画を入念に練る

LP・石油ガス販売企業がM&A・事業承継を行う際は、入念に時間をかけて準備することも大切です。
 
オーナー経営者が高齢になったり体調を崩したりしてから、慌ててM&A・事業承継を始めるケースは多くみられます。
 
しかし、それでは最適な相手と最適なM&A・事業承継ができる確率が下がる可能性があるので、早めに専門家に相談し、サポートを受けながら計画的に準備を進めることが必要です。

5.専門家に相談する

LP・石油ガス販売のM&A・事業承継は、今後増加していくとみられますが、成功させるためにはタイミングや準備が重要です。
 
しかし、オーナー経営者のなかには、M&A・事業承継のタイミングや準備の仕方がわからないために、M&A・事業承継に失敗してしまうケースもみられます。
 
円滑なM&A・事業承継を行うためには、まずは専門家に相談し、計画と準備を進めておくことも大事なポイントといえるでしょう。

LP・石油ガス販売業界M&A・事業承継・売却の注意点

LP・石油ガス販売業界M&A・事業承継・売却の注意点
 
LP・石油ガス販売業界でM&A・事業承継を行う際は、特に以下の点に注意が必要です。
 
【LP・石油ガス販売業界M&A・事業承継・売却の注意点】
  1. 売り手側での争いは回避しておく 
  2. 税金の支払いに関しても考えておく 
  3. 従業員や顧客の流出に注意する

1.売り手側での争いは回避しておく

LP・石油ガス販売業界のM&A・事業承継を行う際は、顧客や取引先などとのトラブルを解消しておくことが大切です。
 
買い手側が買収後トラブルを背負うことになると、余計な費用や時間がかかったり、場合によっては会社の信用を下げることになりかねません。
 
トラブルを抱えていたり、今後トラブルになりそうな案件がある場合は、隠さずに伝えることも必要です。

2.税金の支払いに関しても考えておく

M&A・事業承継による売却の際は、売却益に対して税金がかかります。売却規模が大きいほど税金も高くなるので、税金の支払いについてあらかじめ考慮しておく必要があります。
 
そのほか、専門家にサポートしてもらう場合は、手数料の支払いも考えておかなくてはなりません。

3.従業員や顧客の流出に注意する

人手不足が深刻なLP・石油ガス販売業界では、従業員の確保が重要です。また、ストック型の事業であるLP・石油ガス販売では、顧客の数がM&A・事業承継の価格に直結するため、従業員や顧客の流出には十分注意が必要です。
 

LP・石油ガス販売業界M&A・事業承継・売却事例 

LP・石油ガス販売業界M&A・事業承継・売却事例 
 
本章では、LP・石油ガス販売業界M&A・事業承継事例を10選紹介します。
  1. TOKAIによる中央電機工事の買収
  2. カメイによる最上ガスの買収
  3. TOKAIコミュニケーションズによるサイズの買収
  4. 北海道エア・ウォーターによる丸電三浦電機の買収
  5. カメイによるM2メディカルの買収
  6. 東邦ガスによるヤマサの買収
  7. 静岡ガスによる島田瓦斯の買収
  8. TOKAIホールディングスによるテレビ津山の買収
  9. カメイによるコダマとアンジェリーナの買収
  10. 日本瓦斯とメタップスの資本業務提携

1.TOKAIによる中央電機工事の買収

LP・石油ガス販売業界M&A・事業承継・売却事例 1
引用元:https://www.tokaiholdings.co.jp/
 
LP・石油ガス販売業界のM&A・事業承継事例1件目は、TOKAIによる中央電機工事の買収です。2020年8月、LP・石油ガス小売事業などを営むTOKAIは、中央電機工事を連結子会社化することを発表しました。
 
中央電機工事は愛知県で電気工事業を営んでいる会社です。TOKAIは、中央電機工事を連結子会社化することで両社のノウハウを活かし、事業の多角化を進めています。

2.カメイによる最上ガスの買収

LP・石油ガス販売業界M&A・事業承継・売却事例 2
引用元:https://www.kamei.co.jp/
 
LP・石油ガス販売業界のM&A・事業承継事例2件目は、カメイによる最上ガスの買収です。2019年2月、LP・石油ガス販売を中心に事業を展開している総合商社のカメイは、最上ガスを株式譲渡契約により完全子会社化することを発表しました。
 
最上ガスは山形県を拠点にLP・石油ガス販売を行なっています。カメイは最上ガスを子会社化することで、LP・石油ガス販売のエリア拡大などの強化を図っています。

3.TOKAIコミュニケーションズによるサイズの買収

LP・石油ガス販売業界M&A・事業承継・売却事例3
引用元:https://www.tokaiholdings.co.jp/
 
LP・石油ガス販売業界のM&A・事業承継事例3件目は、TOKAIコミュニケーションズによるサイズの買収です。
 
2018年9月、LP・石油ガス、都市ガス販売をはじめとした生活総合事業を展開しているTOKAIコミュニケーションズは、サイズを株式譲渡契約により子会社化することを発表しました。
 
サイズはオンラインアンケートシステムを提供している会社です。TOKAIコミュニケーションズはサイズを子会社化することで、事業を成長させるためのシナジーが得られるとしてM&Aを実施しています。

4.北海道エア・ウォーターによる丸電三浦電機の買収

LP・石油ガス販売業界M&A・事業承継・売却事例 4
引用元:https://www.hokkaido-awi.co.jp/
 
LP・石油ガス販売業界のM&A・事業承継事例4件目は、北海道エア・ウォーターによる丸電三浦電機の買収です。
 
2018年7月、北海道でLP・石油ガス販売などエネルギー関連事業を展開している北海道エア・ウォーターは、丸電三浦電機を株譲渡契約により子会社化しました。
 
丸電三浦電機は札幌を拠点に電気工事を行っている会社です。北海道エア・ウォーターは、丸電三浦電機を子会社化することで、電機設備工事やリフォーム工事の受注拡大を図っています。

5.カメイによるM2メディカルの買収

LP・石油ガス販売業界M&A・事業承継・売却事例 5
引用元:https://www.kamei.co.jp/
 
LP・石油ガス販売業界のM&A・事業承継事例5件目は、カメイによるM2メディカルの買収です。
 
2018年4月、LP・石油ガス販売を中心に事業を展開している総合商社のカメイは、宮城県仙台市で調剤薬局を経営しているM2メディカルを株式譲渡契約により子会社化しました。
 
カメイはLP・石油ガス販売以外にも多様な事業を展開しており、M2メディカルの子会社化によりファーマシー事業の強化するなど、事業の多角強化を進めています。

6.東邦ガスによるヤマサの買収

LP・石油ガス販売業界M&A・事業承継・売却事例6
引用元:https://www.tohogas.co.jp/
 
LP・石油ガス販売業界のM&A・事業承継事例6件目は、東邦ガスによるヤマサの買収です。2018年12月、LP・石油ガス販売、都市ガス販売などを展開している東邦ガスは、ヤマサを株式譲渡契約により子会社化しました。
 
ヤマサは、名古屋を拠点にLP・石油ガス小売やリフォーム事業などを行う子会社を統括しています。東邦ガスはヤマサを子会社化することで、販売エリアの拡大を図っています。

7.静岡ガスによる島田瓦斯の買収

LP・石油ガス販売業界M&A・事業承継・売却事例7
引用元:https://www.shizuokagas.co.jp/
 
LP・石油ガス販売業界のM&A・事業承継事例7件目は、静岡ガスによる島田瓦斯の買収です。2018年3月、都市ガスの小売事業などを行っている静岡ガスは、LP・石油ガス販売や都市ガス販売を行なっている島田瓦斯を、株式譲渡契約により子会社化しました。
 
静岡ガスは、静岡県島田市を拠点にLP・石油ガス販売および都市ガス販売を行なっている島田瓦斯を子会社化することで、販売エリアの強化を図っています。

8.TOKAIホールディングスによるテレビ津山の買収

LP・石油ガス販売業界M&A・事業承継・売却事例8
引用元:https://www.tokaiholdings.co.jp/
 
LP・石油ガス販売業界のM&A・事業承継事例8件目は、TOKAIホールディングスによるテレビ津山の買収です。
 
2017年11月、LP・石油ガス販売、都市ガス販売をはじめとした生活総合事業を展開しているTOKAIグループは、岡山県のテレビ津山を株式譲渡契約により子会社化しました。
 
テレビ津山は岡山県津山市のケーブルテレビです。TOKAIホールディングスは、テレビ津山を子会社化することによって、事業エリアの拡大を図っています。

9.カメイによるコダマとアンジェリーナの買収

LP・石油ガス販売業界M&A・事業承継・売却事例9
引用元:https://www.kamei.co.jp/
 
LP・石油ガス販売業界のM&A・事業承継事例9件目は、カメイによるコダマとアンジェリーナの買収です。
 
2017年6月、LP・石油ガス販売を中心に事業を展開している総合商社のカメイは、コダマとアンジェリーナを株式譲渡契約により子会社化しました。
 
コダマは食品製造事業や輸入を営んでおり、アンジェリーナはチーズの加工と販売を行なっています。カメイは、コダマとアンジェリーナの子会社化により、事業の多角強化を図っています。

10.日本瓦斯とメタップスの資本業務提携

LP・石油ガス販売業界M&A・事業承継・売却事例10
引用元:https://www.nichigas.co.jp/
 
LP・石油ガス販売業界のM&A・事業承継事例10件目は、日本瓦斯とメタップスの資本業務提携です。
 
2016年9月、関東エリアを拠点にLP・石油ガス販売、都市ガス販売を行なっている日本瓦斯は、アプリ収益化支援などを行なっているメタップスと資本業務提携を結びました。
 
日本瓦斯は、メタップスと協業することで、事業にAIシステムを導入するなどのICT化を進めています。

LP・石油ガス販売業界のM&A・事業承継・売却におすすめの相談先

LP・石油ガス販売業界のM&A・事業承継・売却におすすめの相談先
 
LP・石油ガス販売業界のM&A・事業承継では、十分な計画と準備が成功のカギともなるため、M&A仲介会社を選ぶ際は、LP・石油ガス販売業界の支援経験があるかを確認しておくことが大切です。
 
M&A総合研究所では、豊富な専門知識を持つアドバイザーがフルサポートいたしますので、LP・石油ガス販売業界のM&A・事業承継も安心してお任せいただけます。
 
また、料金体系は着手金・中間報酬などのない完全成功報酬制となっているので、M&Aが成立するまで手数料が発生することはありません。
 
無料相談は24時間お受けしておりますので、LP・石油ガス販売業界のM&A・事業承継をご検討の際は、お電話またはメールフォームよりお気軽にご連絡ください。
 

まとめ

まとめ
 
本記事では、LP・石油ガス販売業界のM&A・事業承継・売却の成功ポイント、注意点などを解説しました。近年のLP・石油ガス販売業界は、価格競争の激化などにより中小企業にとって厳しい状況が続いています。
 
また、後継者問題の解決する手段としてM&Aを検討するケースも増えており、今後も業界内のM&Aは増えていくとの見方がされています。
 
【LP・石油ガス販売業界の現状と課題】
  1. 中小には厳しい状況が続く 
  2. 厳しい価格競争が続く 
  3. 本業だけではなく多角経営が進む 
  4. 後継者問題などによるM&Aを検討する会社は多い
 
【LP・石油ガス販売業界でのM&A・事業承継の流れ】
  1. 専門家に相談 
  2. M&A先の選定・交渉 
  3. トップ同士の面談 
  4. 基本合意書の締結 
  5. デューデリジェンスの実施 
  6. 最終契約書の締結 
  7. クロージング
 
【LP・石油ガス販売業界のM&A・事業承継を成功させるポイント】
  1. M&Aのタイミングを間違えない 
  2. 安定した顧客を持っている 
  3. 人材やノウハウを持っている 
  4. 計画を入念に練る 
  5. 専門家に相談する
 
【LP・石油ガス販売業界でM&A・事業承継を行う際の注意点】
  1. 売り手側での争いは回避しておく 
  2. 税金の支払いに関しても考えておく 
  3. 従業員や顧客の流出に注意する